ドワイト・ハワード「社会改革のための戦いは止めない」
ロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードは、NBAシーズンの再開に懸念を示している選手のひとりだ。
「今は社会改革に専念する時であり、スポーツをする時ではない」とし、再開後のシーズンに参加しないことを示唆したハワード。
その思いは今も変わっておらず、社会改革のために力のすべてを尽くす構えのようだ。
ハワードは現状について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
優勝したいという気持ちはあるよ。
だが、社会改革のための戦いはやめない。
僕たちの世界は今、傷ついていると思う。
僕たちの世界ではすごくたくさんのことが起きている。
何かで気を散らす必要はない。
間違いなくプレイしたいし、優勝したいよ。
だが、僕たちの世界で起きていることから注意を反らしたくないんだ。
傷ついている。
僕は傷ついているし、家族も傷ついている。
全ファミリーが傷ついているし、皆がそう感じている。
いま起きていることに専念しなければならないと思うんだ。
ロサンゼルスに加わったことは、僕の人生の中で最高の出来事さ。
レブロン(・ジェイムス)と一緒にプレイしたり、AD(アンソニー・デイビス)と一緒にプレイすることにすごく感謝している。
レイカーズの一員に再びなれたのは、僕にとって世界を意味するんだ。
これは僕たちの問題だ。
今は専念しなければならない。
バスケットボールの話に反らしたくない。
反抗的な態度をとり、論争を巻き起こしたりしたくない。
なぜなら、僕はこのチームを愛しているし、NBAを愛しているし、バスケットボールを愛しているからね。
ただ、今は僕たちの仲間に目を向ける必要があるんだ。
ハワードの発言を聞く限り、再開後のシーズンには参加しないように思える。
今季のハワードは重要なバックアップセンターとして活躍し、ファンの信頼を取り戻していただけに、ハワードの不参加を残念に思うファンは少なくないだろう。
だが、仲間たちのために社会改革に尽力すると決めたのなら、徹底的に戦ってもらいたい。
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