元NBAプレイヤーのデロンテ・ウェストは昨年夏、ホームレスのような出で立ちで座っているところを目撃された。

ウェストはNBA時代からメンタルヘルスの問題を抱えており、それは今も続いているようだが、ウェストの変わり果てた姿にショックを受けたNBAファンは少なくないだろう。

そのウェストが、金を恵むよう書いた紙を掲げ、路上に立っているところを目撃された模様。

現役時代の2009年には複数の銃やナイフなどを持ち運んでいることで逮捕され、レブロン・ジェイムスの母と関係を持ったとも噂されたウェスト。

ウェストの変わり果てた姿を見て、ダラス・マーベリックスのリック・カーライルHCは「人間がこうなるのは見たくない」とし、支援が必要と主張した。

それを受け、ウェストをコーチングしたことがあるドック・リバースHCや大学時代のチームメイトであるジャミーア・ネルソン、さらにNBAとNBPAもウェストを助けるために連絡を試みたが、ウェストは応答しなかったと報じられている。

今年1月にはある男性と高速道路の真ん中で喧嘩し、支離滅裂な言葉を発しながら逮捕されたというが、今のウェストには強制的な助けが必要なのかもしれない。