レブロン・ジェイムス「35歳のレブロンは27歳のレブロンを支配する」
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスはチームにNBAタイトルという一大ミッションを完遂した。
優勝を決めたNBAファイナル第6戦ではトリプルダブルを記録し、NBAファイナルMVPに選出されたジェイムス。
3つの異なるNBAチームにタイトルをもたらし、かつそれぞれのチームでファイナルMVPに選出されたNBA史上唯一の選手となったジェイムスは、バスケットボールプレイヤーとしてますます磨きがかかっていると感じているのかもしれない。
ファイナル第6戦終了後、「マイアミ・ヒートでキャリア初のNBAチャンピオンになった君にどう伝える?」と質問されたジェイムスは、次のように返答したという。clutchpoints.comが伝えている。
君は君のゲームすら理解していない。
表面的な部分しか理解していない。
何ができるのか分かっていない。
だから35歳のレブロンは27歳のレブロンを支配すると思う。
彼は8年前の自分を支配するだろう。
ヒート時代は屈指の身体能力で圧倒的なパフォーマンスを見せていたが、今ほどオールラウンダーではなかった。
だが、8年の経験はジェイムスをより完成されたバスケットボールプレイヤーに導き、今季のNBAファイナルは8年前のNBAファイナルを上回るスタッツを残した。
チームスポーツにおいて身体能力より経験と知識がいかに重要であるかを示したとも言えるだろう。
これからますます進化するジェイムスのパフォーマンスを楽しみにしたい。
なお、8年前のNBAファイナルと今季のNBAファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2012年 | 2020年 |
---|---|---|
出場試合数 | 5 | 6 |
平均出場時間 | 44.1 | 39.4 |
平均得点 | 28.6 | 29.8 |
平均リバウンド | 10.2 | 11.8 |
平均アシスト | 7.4 | 8.5 |
平均スティール | 1.6 | 1.2 |
平均ブロックショット | 0.4 | 0.5 |
平均ターンオーバー | 3.8 | 3.5 |
FG成功率 | 47.2% | 59.1% |
3P成功率 | 18.8% | 41.7% |
フリースロー成功率 | 82.6% | 66.7% |
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