ケリー・オリニク「ダラスにトレードされると思っていた」
マイアミ・ヒートは昨年夏、サイン&トレードでジミー・バトラーの獲得に成功した。
このトレードにはヒート、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ロサンゼルス・クリッパーズが絡み、ヒートはバトラを獲得する代わりにジョシュ・リチャードソンとハッサン・ホワイトサイド、2023年のNBAドラフト1巡目指名権を放出。
結果、ヒートにとっては最高のトレードだったと言えそうだが、2017年の夏にヒートに加わったベテランビッグマン、ケリー・オリニクによると、自身もトレードで放出されると思っていたという。
オリニクは当時を振り返り、次のようにコメント。the Sun Sentinelが伝えている。
あの夜、僕はダラス(・マーベリックス)に行くと思っていた。
終わったと思っていた。
終わりではないが、終わったと思っていた。
取引が完了したと思っていた。
人々から電話がかかってきた時、僕は終わったと思っていたんだ。
それから、(取引が)破談もしくは取り消された。
何があったのかは知らないが、僕はマイアミに留まることになったんだ。
トレードの噂がまた出るかもしれない。
隣の芝生はもっと豊かになるかもしれない。
芝生がないかもしれない。
それは決して分からないよね。
本当に手がかりがないんだ。
それはバスケットボールやスポーツだけでなく、人生のあらゆることにおいても同じことさ。
オリニクの来季の契約はプレイヤーオプション。
オリニクはオプションを行使してヒートに残留するか、それともFA市場で自身の価値を試しに行くのか決断しなければならない。
ヒートは短期契約を最優先すると噂されるが、いぶし銀のベテランビッグマンにどう対処するのか注目したいところだ。
なお、オリニクの2019-20シーズンとNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | キャリアスタッツ |
---|---|---|
出場試合数 | 67 | 500 |
平均出場時間 | 19.4 | 21.3 |
平均得点 | 8.2 | 9.7 |
平均リバウンド | 4.6 | 4.8 |
平均アシスト | 1.7 | 1.9 |
平均スティール | 0.7 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 1.1 | 1.4 |
FG成功率 | 46.2% | 47.6% |
3P成功率 | 40.6% | 37.3% |
フリースロー成功率 | 86.0% | 77.5% |
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