アンドレ・ドラモンド「ビッグマンのポジションは死んでいない」
近年のNBAでは、ビッグマンにも機動力やアウトサイドショットが求められている。
かつてのようなインサイドだけでプレイするビッグマンは少なくなり、「ビッグマンのポジションは失われた」とも言われているが、クリーブランド・キャバリアーズのアンドレ・ドラモンドによると、「センターポジションは必要ない」という者はバスケットボールを理解していないという。
ドラモンドはビッグマンについて次のようにコメント。cavsnation.comが伝えている。
ビッグマンのポジションが死にかけているということについては、本当のことではないと思う。
そう言われるのは、バスケットボールを知らない人々や何が起こっているのかに目を向けていない人々のせいじゃないかな。
ビッグマンはカムバックする。
(ニコラ・)ヨキッチやジョエル・エンビード、僕、(クリスタプス・)ポルジンギス、(ユスフ・)ナーキッチといったビッグマンは本当に、本当に良いプレイをしているし、ポジションを確保しているよね。
どんなことでもやるというスタイルは、ビッグマンの進化なんだ。
ビッグマンに多様性が求められるようになったことを受け、ここ数年のドラモンドはアウトサイドショットも撃つようになった。
成功率はまだ高くないものの、ドラモンドがアウトサイドショットを身につけることができれば、NBAで長生きできるビッグマンとなるだろう。
その意味でも、ドラモンドにとって2020-21シーズンはNBAでの今後を占う時間ともなりそうだ。
なお、ドラモンドのNBA2019-20シーズンとキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 57 | 599 |
平均出場時間 | 33.0 | 31.0 |
平均得点 | 17.7 | 14.5 |
平均リバウンド | 15.2 | 13.8 |
平均アシスト | 2.7 | 1.3 |
平均スティール | 1.9 | 1.4 |
平均ブロックショット | 1.6 | 1.6 |
平均ターンオーバー | 3.6 | 2.0 |
FG成功率 | 53.3% | 54.2% |
3P成功率 | 14.3% | 14.6% |
フリースロー成功率 | 57.5% | 46.1% |
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