クリスチャン・ウッド「中国のチームから解雇されたのは実力不足」
NBAキャリア4年目をデトロイト・ピストンズの一員として終えたクリスチャン・ウッドは先日、ヒューストン・ロケッツと3年4100万ドルの契約で合意した。
2015-16シーズンにフィラデルフィア・セブンティシクサーズの一員としてNBAデビューを果たしたが、なかなか日の目を見ることができず、2017-18シーズンは中国リーグでプレイしたウッド。
中国リーグでも居場所を失い、厳しい時間を強いられたものの、ロケッツとの契約はウッドの努力が認められた結果とも言えるだろう。
ウッドによると、ここまで至ることができたのは、中国のチームからの解雇をモチベーションに変えることができたからだという。
ウッドは自身のキャリアを振り返り、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
(2017年に)中国から戻り、Gリーグに加わった。
僕はステップアップしなければならなかった。
中国のチームからカットされたんだ。
彼らにこう言われたよ。
「君は実力不足だ」とね。
僕は変わらなければならなかった。
誰にも頼らない旅だった。
今の自分に至るまで多くのことを学んだ旅だった。
他の方法は求めなかったんだ。
なぜなら、今の自分があるのはそのおかげだからね。
ウッドは走るのが好きであり、ロケッツのシステムにフィットできると確信しているという。
ロケッツは不安定な状況が続いているが、ウッドにはチームを担う選手のひとりに成長し、解雇した中国のチームを見返すパフォーマンスを期待したい。
なお、ウッドの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
所属チーム | デトロイト・ピストンズ | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ シャーロット・ホーネッツ ミルウォーキー・バックス ニューオーリンズ・ペリカンズ デトロイト・ピストンズ |
出場試合数 | 62 | 113 |
平均出場時間 | 21.4 | 16.2 |
平均得点 | 13.1 | 9.5 |
平均リバウンド | 6.3 | 4.8 |
平均アシスト | 1.0 | 0.6 |
平均スティール | 0.5 | 0.4 |
平均ブロックショット | 0.9 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 1.4 | 1.0 |
FG成功率 | 56.7% | 54.6% |
3P成功率 | 38.6% | 36.8% |
フリースロー成功率 | 74.4% | 73.4% |
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いつもありがとうございます