マーカス・モリスがナゲッツ戦逆転負けについて「モチベーションにする」
昨年夏にスーパースターのカワイ・レナードとポール・ジョージを獲得したロサンゼルス・クリッパーズは、NBAチャンピオン最有力候補の1チームだった。
だが、カンファレンスセミファイナルでデンバー・ナゲッツと対戦すると、3勝1敗とシリーズ突破に王手をかけたものの、まさかの逆転負け。
この結果を受け、クリッパーズには批判が集中し、指揮官のドック・リバースはチームを去ることになった。
だが、この経験がクリッパーズをより強力なチームに生まれ変わらせるかもしれない。
ベテランフォワードのマーカス・モリスによると、クリッパーズの選手たちはナゲッツとのシリーズの逆転負けをモチベーションにしているという。モリスのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
(ナゲッツに)やられ始めた時、僕たちは修正するのに十分な時間を費やさなかったと思う。
タレントに頼りすぎ、机上の戦略に頼りすぎた。
あの時、僕は何度かそう言った。
僕たちは過信していたと思うし、やるべきことを見つけなかったんだ。
3勝1敗でリードし、そこから3連敗した。
細かく調整していなかったんじゃないかな。
昨季の僕たちは明らかにうまくいかなかった。
だが、僕たちはすでに来季に向かっているし、皆もリベンジのモチベーションにしていると思う。
3勝1敗から負けたのは厳しかった。
負けたことではない。
負け方だ。
このチームにとってそれが大きなモチベーションになるんじゃないかな。
あのチーム(ナゲッツ)は僕たちより優れていなかった。
僕たち全員がそう認識している。
あの逆転負けでメンタルをやられてしまったが、僕たちはコートで証明しなければならない。
このチームはもっと大きくなると思うよ。
プレイオフで特に批判を浴びたのは、昨季中のトレードでクリッパーズに加わったジョージ。
だが、ジョージもモリスと同じ認識を持ち、リベンジを誓っている。
このオフにサージ・イバカ、ニコラス・バトゥーム、ルーク・ケナードを加え、ロスターを調整したクリッパーズは高いモチベーションでプレイし、昨季以上の戦いを見せてくれるだろう。
なお、モリスの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
所属チーム | ニューヨーク・ニックス ロサンゼルス・クリッパーズ | ヒューストン・ロケッツ フェニックス・サンズ デトロイト・ピストンズ ボストン・セルティックス ニューヨーク・ニックス ロサンゼルス・クリッパーズ |
出場試合数 | 62 | 607 |
平均出場時間 | 31.2 | 27.0 |
平均得点 | 16.7 (キャリアハイ) | 12.1 |
平均リバウンド | 5.0 | 4.7 |
平均アシスト | 1.4 | 1.5 |
平均スティール | 0.8 | 0..7 |
平均ターンオーバー | 1.6 | 1.2 |
FG成功率 | 43.8% | 43.2% |
3P成功率 | 40.8% (キャリアハイ) | 36.7% |
フリースロー成功率 | 82.3% | 75.9% |
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