昨季NBAファイナリストのマイアミ・ヒートは今季、スタートダッシュに失敗した。

現地6日のボストン・セルティックス戦では勝利のチャンスがあったものの、試合終了間際にセルティックスのルーキー、ペイトン・プリチャードに逆転弾を許し、再び勝率5割を切ったヒート。

エースのジミー・バトラーによると、今のヒートにはヒートのバスケットボールをプレイしている選手がひとりもいないという。

バトラーはヒートの現状について次のように指摘。fadeawayworld.netが伝えている。

ハードにプレイしていない、ポゼッションをフィニッシュしていないことについての言い訳はない。

僕たちは僕たちが言っているようなバスケットボールをプレイしていない。

僕たちが言っているような文化ではない。

誰もやっていない。

僕やバム・アデバヨを含め、誰もやっていないんだ。

僕たちは取り戻さなければならない。

勝ちたいなら、プレイを取り戻さなければならない。

早く解決しなければならない。

多くのNBAチームがオフシーズン中にロスターを調整した中、昨季NBAファイナリストのヒートはほとんど動かなかった。

昨季の疲労が抜けきれていないのか、それとも単に調子が悪いだけなのかは分からないが、今季のイースタン・カンファレンスでは激しいプレイオフレースが展開されると見られているため、一刻も早くヒートのバスケットボールを取り戻したいところだ。

なお、バトラーの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	今季スタッツ	NBAキャリア
出場試合数	5	586
平均出場時間	27.6	33.0
平均得点	13.8	17.0
平均リバウンド	4.6	5.1
平均アシスト	4.6	3.7
平均スティール	2.2	1.6
平均ターンオーバー	2.2	1.5
FG成功率	40.7％	45.3％
3P成功率	0％ （0/6）	33.2％
フリースロー成功率	91.3％	83.5％