ジョン・ウォール「今の僕は2016年以上のアベレージを記録できる」
オフシーズン中のトレードでワシントン・ウィザーズからヒューストン・ロケッツに移籍したジョン・ウォールは、長い離脱期間を感じさせないパフォーマンスを見せている。
ところどころで精彩を欠く場面があるものの、試合を経るごとに勘を取り戻し、NBAオールスターレベルのプレイでロケッツを牽引するだろう。
だが、ウォールはかつてのパフォーマンスを取り戻すだけでなく、かつて以上のNBAプレイヤーになれる手応えを感じているのかもしれない。
ウォールは自身について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
今の僕は(得点とアシストでキャリアハイを記録した)2016年以上のアベレージを記録できると思う。
まだ完全な状態ではない。
試合を経るたびに良くなり、自分のリズムを見つけているんだ。
今季のウォールは平均20得点を記録しているものの、アシストについてはNBAキャリア平均を大きく下回っている。
ウォールはスコアリング能力だけでなく、アシストにも定評あるNBAプレイヤーであるため、チームメイトたちとの連携が取れるようになれば、アシスト数は必然的に増加するだろう。
果たしてウォールはNBAキャリアベストのスタッツを記録した2016-17シーズン以上のパフォーマンスを繰り広げることができるだろうか?
なお、ウォールのNBA2016-17シーズンと今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2016-17 | 2020-21 |
---|---|---|
出場試合数 | 78 | 6 |
平均出場時間 | 36.4 | 34.5 |
平均得点 | 23.1 | 20.0 |
平均リバウンド | 4.2 | 5.5 |
平均アシスト | 10.7 | 5.2 |
平均スティール | 2.0 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 4.1 | 3.5 |
FG成功率 | 45.1% | 46.4% |
3P成功率 | 32.7% | 33.3% |
フリースロー成功率 | 80.1% | 87.0% |
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