ステフィン・カリー「ウォリアーズ残留が最優先事項」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、オフシーズン中に延長契約を結ばなければ来季終了後に完全FAになる。
ウォリアーズは数年前まで無類の強さを誇り、5年連続でNBAファイナル進出すると、うち3度NBAチャンピオンに輝くなど素晴らしい結果を残した。
だが、ケビン・デュラントやアンドレ・イグダーラなど主力の移籍、さらにクレイ・トンプソンなど主力の負傷離脱により、昨季は15勝50敗という散々な成績に終わった。
今季もNBAタイトル奪還は難しい状況にあるため、カリーには他チーム移籍の噂が出ている。
しかし、少なくとも現時点でカリーが他チームに移籍することを心配する必要はなさそうだ。
カリーは自身のNBAキャリアについて次のように語ったという。hoopsrumors.comが伝えている。
(ウォリアーズ残留が)常に最優先事項だ。
ダーク(・ノビツキー)やコービー(・ブライアント)のような男たちを見た時、皆が彼らがやったことの意味を語っている。
誰も彼らのことを軽視したりしない。
彼らに畏敬の念を抱いているんだ。
何があるかは決して分からない。
ただ、僕にとって(同じチームでNBAキャリアを終えることは)すごく大きな意味があることだと思っているんだ。
競い続けたいし、チャンピオンを狙えるポジションで戦い続けたい。
どちらも達成することが究極の目標さ。
昨季NBA王者ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、オールスターゲーム中にカリーを勧誘したと報じられた。
レイカーズは歴史と伝統あるNBA屈指のフランチャイズであり、カリーにとっては大きな魅力があるチームだろう。
だが、カリーがジェイムスの勧誘に応じる可能性は、少なくとも現時点では低いと言えそうだ。
なお、カリーの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 48 | 747 |
平均出場時間 | 33.9 | 34.3 |
平均得点 | 30.7 (キャリアハイ) | 24.0 |
平均リバウンド | 5.5 (キャリアハイ) | 4.6 |
平均アシスト | 5.9 | 6.6 |
平均スティール | 1.3 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.2 | 3.1 |
FG成功率 | 48.9% | 47.7% |
3P成功率 | 42.2% | 43.4% |
フリースロー成功率 | 92.7% | 90.7% |
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