エネス・カンターの覚醒の理由はラマダン?
ポートランド・トレイルブレイザーズのベテランビッグマン、エネス・カンターは、先日のデトロイト・ピストンズ戦で30リバウンドという驚異的な数字を記録した。
敬虔なイスラム教徒としても知られているカンターは、ラマダン期間中で断食していたにもかかわらず、リム周辺で素晴らしいパフォーマンスを披露。
カンターによると、ラマダンの時期になると特にメンタルが強化されるという。
カンターはピストンズ戦での30リバウンドを振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
ラマダンの時期になると、メンタルがものすごく強くなるんだ。
スーパーパワーが戻ってくる感じさ。
自分がすべきことを分かっているし、それと同時にバスケットボールをプレイしているのだから、素晴らしい気分だ。
カンターは8歳の頃からラマダンを続けており、ラマダンの時期は午前4時頃に食事を摂り、その後は1日中水も食事も摂らないという。
まず水分を摂らずにハードなプレイを続けていることに驚きだが、カンターにとっては普通のことなのだろう。
カンターにはこの勢いを持続させ、ブレイザーズのNBAプレイオフ進出に貢献してもらいたいところだ。
なお、カンターの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 55 | 696 |
平均出場時間 | 26.5 | 22.1 |
平均得点 | 12.0 | 11.6 |
平均リバウンド | 11.9 (キャリアハイ) | 7.9 |
平均アシスト | 1.3 | 0.9 |
平均スティール | 0.5 | 0.4 |
平均ブロックショット | 0.7 | 0.5 |
平均ターンオーバー | 1.3 | 1.5 |
FG成功率 | 60.8% (キャリアハイ) | 54.7% |
フリースロー成功率 | 79.0% | 77.7% |
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