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フレッド・バンブリート「NBAは愛情や喜びよりビジネスを優先させている」

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フレッド・バンブリート「NBAは愛情や喜びよりビジネスを優先させている」

NBAは今季、安全な環境でシーズンを進めるためにさまざまな施策を打っている。

シーズン前半は多くの試合が延期となってしまったものの、難しい状況の中でうまく対処していると言えるだろう。

だが、カナダを本拠地とするトロント・ラプターズは、他のNBAチームと比較して多くの困難に直面しているのかもしれない。

移動制限の影響により今季限定でタンパをホームとしているラプターズの多くの選手たちは、家があるカナダに帰ることがなかなかできていないのだ。

ラプターズのフレッド・バンブリートは、それに不満を感じているのかもしれない。

バンブリートはNBAについて次のように指摘したという。clutchpoints.comが伝えている。

正直に話すが、今季は僕のバスケットボールキャリアの中で最も純粋ではないかもしれない。

今季はあらゆるレベルにおいてビジネスに集中してしまっている。

それを隠すのは難しいよね。

NBAは世界最高のスポーツのひとつとして純粋な愛と喜び、そして10億ドルの産業としてうまくバランスをとっている。

しかし、今季は愛と喜びよりビジネスのほうに重きを置いていると思うんだ。

ただ、物事には良い面もあれば悪い面もあるがね。

シーズンについては投票で決定したが、NBAが提案したいくつかの選択肢のうち、ほとんどの選手はこの形を選んだ。

だから僕たちはここにいる。

不満を言うことはできないが、良い点と悪い点を指摘することはできる。

すごく矛盾しているんだ。

ラプターズはホームでプレイできないうえ、多くの主力選手が離脱に見舞われるなど、厳しい状況で戦い続けている。

そのようなことが影響してか、バンブリートによると、ラプターズのロッカールームには倦怠感が蔓延しているという。

ラプターズは現在イースタン・カンファレンス10位であり、プレイイントーナメントによるNBAプレイオフ進出の可能性は残されている。

だが、現地16日の時点でイースト9位のインディアナ・ペイサーズとは4ゲーム差である一方、同11位のシカゴ・ブルズ、同12位のワシントン・ウィザーズとはゲーム差なし、同13位のクリーブランド・キャバリアーズとはわずか2ゲーム差だ。

特に厳しい戦いを強いられているがラプターズには難しいシーズンを乗り切り、ホームに帰った暁には再び強さを取り戻してもらいたい。

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