オフシーズン中のトレードでワシントン・ウィザーズからヒューストン・ロケッツに移籍した元NBAオールスターポイントガードのジョン・ウォールが、今季の残りを全休する模様。

The Athleticの記者によると、ウォールはハムストリングを負傷し、今季の残りを全休する見込みだという。

Rockets star guard John Wall will be sidelined for the remainder of the season due to a hamstring tweak, sources tell @TheAthletic @Stadium. Wall being shut down also gives Houston opportunity to tinker with lineups for final 11 games of season.

— Shams Charania (@ShamsCharania) April 26, 2021

ロケッツは現地25日の時点でNBAワーストとなる15勝46敗となっている。

NBAプレイオフ進出の可能性はほぼ絶たれているだけに、ウォールを無理に復帰させるより、NBAドラフト上位指名権獲得を狙うほうが賢明だろう。

今季のロケッツは難しい戦いを強いられたが、来季はウォールを中心として躍進してもらいたいところだ。

なお、ウォールの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	今季スタッツ	NBAキャリア
出場試合数	40	613
平均出場時間	32.2	35.6
平均得点	20.6	19.1
平均リバウンド	3.2 （キャリアワースト）	4.3
平均アシスト	6.9 （キャリアワースト）	9.1
平均スティール	1.1 （キャリアワースト）	1.7
平均ターンオーバー	3.5	3.8
FG成功率	40.4％ （キャリアワースト）	43.1％
3P成功率	31.7％	32.3％
フリースロー成功率	74.9％	77.9％