トロント・ラプターズにとって、NBA2020-21シーズンは他のどのチームよりタフなシーズンだったかもしれない。

今季は移動制限によりトロントではなくタンパをホームとし、トロントのホームアリーナでプレイすることができなかったラプターズ。

他のNBAチームがアリーナにファンを迎え入れ始めた一方で、ラプターズはそれができず、ファンの生の声援を浴びることができなかった。

そんな中、フレッド・バンブリートが今季を振り返り、次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。

聞いてくれ。

これが問題になることは分かっていた。

タンパは素晴らしかったよ。

タンパは素晴らしかった。

タンパのことを悪く言うつもりはない。

だが、トロントではない。

僕たちがいるべき場所ではないんだ。

ラプターズは今季をイースタン・カンファレンス12位で終え、2012-13シーズン以来となるNBAプレイオフ進出を逃すこととなった。

シーズン最終盤は主力を起用せず、事実上タンクを行ったラプターズ。

トロントに帰ることができるのを楽しみにし、シーズンが早く終わるのを願っていた選手も少なくなかったというが、このオフシーズンは家族とゆっくり過ごし、リフレッシュして来季を迎えてもらいたいところだ。