NBAコミッショナーのアダム・シルバー「試合数については引き続き検討する」
NBAはゲームをより競争力のあるものにするため、さまざまな改革に着手しようとしている。
そのひとつとして導入されたのがプレイイントーナメントであり、今後もさまざまな案が議論されるだろう。
そんな中、NBAコミッショナーのアダム・シルバーがレギュラーシーズンの試合数に言及した模様。
シルバーによると、レギュラーシーズンの試合数を減らすことによるメリットとデメリットを総合的に見ていき、判断を下すという。シルバーのコメントをESPNが伝えている。
我々はレギュラーシーズンの長さを検討してきた。
これからも検討し続けるだろう。
今季をベースとして考えると、レギュラーシーズンを減らすことを正当化できるとは思わない。
明らかにビジネスだからね。
収益が減ってしまうんだ。
試合数の削減により得られるメリットのひとつは、選手の健康だ。
休息の量や出場時間がどう影響するのか、科学的に見ていくと思う。
試合数の削減による問題点としては、1試合の価値だ。
試合数が減ることによって1試合の価値は高まるだろうか?
NFLでは1試合の価値が高い。
ファン側から見ると、1試合を見逃せなくなる。
そういったことすべてを含めて引き続き検討していくだろう。
また、来季についてはこう語っている。
通常のスケジュールを取り戻すためには、オフシーズンを短くしなければならないだろう。
(例年より)開幕が遅れ、来季も夏まで食い込んでしまう場合、この先も同じ状況が続いてしまう。
ファンの関心やテレビパートナーが話していることを考えると、6月末までにファイナルを終わらせたほうが良い。
今年の夏は東京オリンピックが予定されているため、もし10月の開幕に戻す場合、チームUSAの選手たちは十分な休息を取ることができない。
そのため、今季と同じく12月開幕を主張するNBAアナリストもいるというが、シルバーは12月開幕は考えていないという。
果たして来季は通常のスケジュールに戻すことができるのだろうか?
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