リック・カーライルHC「ラジョン・ロンドは我々のプレイを知っている」
カワイ・レナードとポール・ジョージ擁するロサンゼルス・クリッパーズがNBAチャンピオンになるためには、プレイメイカーが必要とされていた。
そのため、クリッパーズはシーズン中のトレードでNBA屈指のシックスマンであるルー・ウィリアムスを放出し、ベテランポイントガードのラジョン・ロンドを獲得。
プレイメイカーをロスターに加えることに成功し、フランチャイズ初となるNBAタイトル獲得に向けて盤石の布陣を揃えたように見えた。
だが、ダラス・マーベリックスとのファーストラウンドでは厳しい戦いを強いられている。
その要因のひとつは、リック・カーライルHCの知略にあるのかもしれない。
カーライルHCによると、元マブスのロンドはマブスのシステムを知り尽くしているため、コールプレイを多用しないように心がけているという。
カーライルHCはロンドについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼は他のチームがどのようなプレイをするのか常に理解している。
彼は常に我々のプレイを彼のチームメイトたちに知らせている。
だからこそ、我々はあまりたくさんのプレイをしないようにしているんだ。
彼はすべてを知っているからね。
彼は素晴らしいオールラウンドプレイヤーさ。
あらゆる方法でゲームにインパクトをもたらすんだ。
ロンドはマブス時代にカーライルHCと激しく衝突し、その後出場機会を失った。
両者の間には確執があるとされているだけに、ロンドとしてはマブスには絶対に負けたくないところだろう。
果たしてロンドは第3戦でゲームにインパクトをもたらすことができるだろうか?
なお、ロンドのファーストラウンド第1戦と第2戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
出場時間 | 23:47 | 18:58 |
得点 | 11 | 4 |
リバウンド | 4 | 2 |
アシスト | 4 | 7 |
スティール | 1 | 0 |
ブロックショット | 1 | 0 |
ターンオーバー | 1 | 1 |
FG成功率 | 50.0% (3/6) | 66.7% (2/3) |
3P成功率 | 75.0% (3/4) | – |
フリースロー成功率 | 50.0% (2/4) | – |
+/- | -8 | +13 |
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