モントレズ・ハレルが自身の去就について「まだ分からない」
ロサンゼルス・レイカーズのモントレズ・ハレルには、ドワイト・ハワードとジャベール・マギーが抜けた穴を埋める働きが期待されていた。
レギュラーシーズン中はその期待に応え、闘志を剥き出しにしてチームメイトたちを鼓舞し続けたが、シーズンが終盤に近づくにつれ、出場機会が減少。
NBAプレイオフ・ファーストラウンド第2戦と第3戦では出場機会すら得ることができず、フラストレーションの溜まる時間を過ごした。
このような状況を強いられたからか、ハレルはレイカーズに残留するか否か決めることができていないという。ハレルのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
僕は毎日ここに来て、自分の仕事をした。
彼らに求められることをした。
自分の役割を果たした。
単純なことだ。
僕の未来に関して言うと、今はまだ分からない。
まだシーズンを終えたばかりだし、今は答えを出すことはできない。
だが、僕は自分の仕事をしたし、僕の背番号が呼ばれた時にいつでも行けるように準備したし、僕の能力を最大限発揮し、すべてをコート上で出し尽くしたんだ。
ハレルはエネギッシュなインサイドプレイヤーだが、サイズで劣ってしまうケースも少なくなかった。
シーズン途中でアンドレ・ドラモンドが加わり、インサイドプレイヤーが増えたことも、ハレルの出場機会が減少したひとつの要因だろう。
2019-20シーズンはシックスマン・オブ・ザ・イヤーに輝いたものの、今季はレイカーズの勝利に貢献することができなかったハレル。
現時点ではオプションを破棄してFAになると見られるが、その時のレイカーズの対処に注目が集まるところだ。
なお、ハレルの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 69 | 387 |
平均出場時間 | 22.9 | 21.2 |
平均得点 | 13.5 | 12.8 |
平均リバウンド | 6.2 | 5.2 |
平均アシスト | 1.1 | 1.3 |
平均スティール | 0.7 | 0.6 |
平均ブロックショット | 0.7 | 0.9 |
平均ターンオーバー | 1.1 | 1.1 |
FG成功率 | 62.2% | 61.6% |
フリースロー成功率 | 70.7% (キャリアハイ) | 65.0% |
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