ラッセル・ウェストブルックがロケッツにトレード要求した理由はNBAスターとして扱われなかったから?
NBAオールスターガードのラッセル・ウェストブルックは昨年オフにトレードを要求し、ワシントン・ウィザーズに移籍した。
当時はジェイムス・ハーデンとの関係悪化が引き金となってトレードを要求したと噂されたが、最大の問題はロケッツの組織にあったのかもしれない。
元NBA選手のケンドリック・パーキンスによると、ウェストブルックはロケッツからNBAスターにふさわしい扱いを受けていなかったことに不満を感じ、トレードを要求したという。パーキンスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
(ヒューストンの)コーチングスタッフだった人物から聞いたんだ。
ラッセル・ウェストブルックはスター選手のような扱いを受けていなかったと感じていた。
そう聞いた。
だから彼は出ていきたいと思ったのさ。
当時のロケッツはハーデンを中心としたチームであり、ウェストブルックはオクラホマシティ・サンダー時代のようにメインのボールハンドラーではなかった。
ロケッツの組織はウェストブルックをロールプレイヤーのひとりとして見ており、ウェストブルックはそれに礼を欠いていると感じていたという。
いずれにせよ、トレードを要求したのは正解だったと言えるだろう。
今季は残念ながらNBAファーストラウンドで敗退してしまったが、ロケッツの組織はウェストブルックをスター選手として扱わなかったことを後悔しているに違いない。
なお、ウェストブルックの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 昨季スタッツ | 今季スタッツ |
---|---|---|
出場試合数 | 57 | 65 |
平均出場時間 | 35.9 | 36.4 |
平均得点 | 27.2 | 22.2 |
平均リバウンド | 7.9 | 11.5 |
平均アシスト | 7.0 | 11.7 |
平均スティール | 1.6 | 1.4 |
平均ターンオーバー | 4.5 | 4.8 |
FG成功率 | 47.2% | 43.9% |
3P成功率 | 25.8% | 31.5% |
フリースロー成功率 | 76.3% | 65.6% |
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