ポール・ジョージ「今季は出口があるから昨季よりイージー」
昨季のNBAプレイオフはオーランドのバブル内で開催された。
選手やコーチたちはホテルでの生活を強いられ、家族や友人たちと長く会うことができないという厳しい時間を過ごしたわけだが、ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージによると、今季のNBAプレイオフは昨季のバブル内でのNBAプレイオフに比べるとはるかに楽だという。
ポールは今季について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
今季は昨季よりイージーだ。
なぜなら、今季は出口があるからね。
いつも通りの生活を送ることができる。
家に帰ることができる。
家族に会えるし、家族と一緒に過ごし、チーム以外の人々とも交流することができる。
普通に戻ることができたのは、大きな違いさ。
また、昨季までクリッパーズの指揮を執ったドック・リバースHCは、オーランドのバブルについて以下のように語っている。
(バブルは)いつもより1000倍ひどかった。
半分の選手はバブルにいたくなかった。
バブル内においては、そこにいたいと思うことといたくないと思うことで勝負が決まると言っても過言ではなかった。
我々のチームは間違いなくバブルにいることを嫌がっていたよ。
つまり、昨季NBAタイトル獲得が期待されたクリッパーズが目標を実現できなかったのは、バブルでの窮屈な生活によるストレスが大きな要因だったのかもしれない。
そうであるなら、バブルから解放された今季は何が何でもNBAタイトル獲得という目標を達成したいところだ。
なお、ジョージの昨季と今季のNBAプレイオフスタッツは以下の通りとなっている。
– | 昨季NBAプレイオフ | 今季NBAプレイオフ |
---|---|---|
出場試合数 | 13 | 10 |
平均出場時間 | 36.8 | 40.3 |
平均得点 | 20.2 | 24.3 |
平均リバウンド | 6.1 | 8.6 |
平均アシスト | 3.8 | 5.3 |
平均スティール | 1.5 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 3.2 |
FG成功率 | 39.8% | 44.4% |
3P成功率 | 33.3% | 35.6% |
フリースロー成功率 | 90.9% | 89.4% |
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