ジョエル・エンビードの不調は膝の痛み?疲労?
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地14日、アトランタ・ホークスとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第4戦を落とし、シリーズを2勝2敗のタイに戻された。
シクサーズは前半を13点のリードで終えたものの、後半に入るとホークスの猛攻を受け、3点差で敗れた。
大きな敗因のひとつを挙げるとすれば、ジョエル・エンビードの不調だろう。
エンビードは後半に入ると著しく調子を落とし、FG12本をすべて外してしまったのだ。
だが、これはホークスの戦略によるものだったのかもしれない。
エンビードにマッチアップしているクリント・カペラによると、試合開始からエンビードの運動量を上げるように仕掛け、疲労を蓄積させることを狙ったという。カペラのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
彼の仕事をよりタフにし、すべてにコンテストし、彼を働かせた。
疲労が見えてくると、彼にとってすべてがタフになるんだ。
これは長いシリーズさ。
疲労が溜まり始めると、異なるゲームになるだろう。
エンビードは右膝の半月板に問題を抱えながらプレイしている。
シリーズ第4戦も膝の状態を気にする様子がたびたび見られたが、さらに疲労が重なると本来のパフォーマンスを発揮するのが難しくなるだろう。
果たしてエンビードは第5戦でリベンジし、シクサーズに勝利を呼び込むことができるだろうか?
なお、エンビードのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第1戦から第4戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 |
---|---|---|---|---|
出場時間 | 38:03 | 34:40 | 33:55 | 36:15 |
得点 | 39 | 40 | 27 | 17 |
リバウンド | 9 | 13 | 9 | 21 |
アシスト | 4 | 2 | 8 | 4 |
スティール | 1 | 2 | 1 | 0 |
ブロックショット | 3 | 1 | 3 | 0 |
ターンオーバー | 4 | 3 | 1 | 4 |
FG成功率 | 57.1% (12/21) | 52.0% (13/25) | 50.0% (7/14) | 20.0% (4/20) |
3P成功率 | 33.3% (1/3) | 40.0% (2/5) | 33.3% (1/3) | 25.0% (1/4) |
フリースロー成功率 | 93.3% (14/15) | 75.0% (12/16) | 75.0% (12/16) | 100% (8/8) |
+/- | +13 | +14 | +16 | 0 |
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