ケビン・ラブがチームUSA入りしたのは自ら志願したから?
元NBAオールスターのケビン・ラブが東京オリンピックに出場するチームUSAのメンバーに選出された時、多くのNBAファンは驚きを隠せなかった。
NBA2020-21シーズンのラブは怪我の影響でほとんどの試合を欠場。
ここ数年のキャリアも右肩下がりにあるため、「ラブはチームUSAにふさわしくない」などと多くの批判が寄せられていた。
では、なぜチームUSAはラブを選出したのだろうか?
チームUSAのマネージングディレクターを務めるジェリー・コランジェロによると、ラブ本人から連絡があり、チームUSA入りを直訴してきたという。コランジェロのコメントをESPNが伝えている。
私はケビン・ラブがプレイするとは思っていなかった。
彼にプレイする余力は残っていないと思っていた。
彼は我々に連絡してきて、こう言ったんだ。
「今は良い状態だ。僕は君たちに借りがある」とね。
我々は国際試合の経験があり、リバウンドとシュートがある選手を探していた。
分かっていると思うが、彼は我々のロスターの12番目のような男だったんだ。
だが、うまくいかなかった。
彼は良い状態ではなかった。
彼はかなり遅れていた。
だから我々は前に進む。
あれは間違いであり、他の選手にチャンスを与えることになったんだ。
NBAスカウトたちがチームUSAの練習を見た時、ラブのコンディションは決して良くなかったという。
ラブとしては東京オリンピックで実績を残し、NBAキャリアの復活につなげたかったのかもしれない。
結果、シーズン中に悩まされたふくらはぎの怪我は完治しておらず、チームUSAを離れることになってしまった。
今回の件でラブのNBAキャリアはますます難しくなりそうだが、ラブにはNBAで実績を残し、キャリアを取り戻してもらいたいところだ。
なお、若手中心のチームに生まれ変わったクリーブランド・キャバリアーズは、ラブをバイアウトで放出する可能性があると報じられている。
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