タージ・ギブソン「僕は金では動かない」
ベテランフォワードのタージ・ギブソンは、このオフシーズン中にニューヨーク・ニックスと2年1010万ドル(2年目はプレイヤーオプション)の再契約を結んだ。
FAだったギブソンは複数のNBAチームと話をし、そのうちいくつかのNBAチームから2年1010万ドル以上の契約を提示されたというが、ギブソンはニックス残留を決断。
では、ギブソンはなぜ有利なオファーを断り、ニックスと再契約したのだろうか?
ギブソンはその理由について以下のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
(FA交渉は)本当にフラストレーションが溜まったよ。
だが、良いフラストレーションだった。
それと同時に、僕は適切な決断を下せると確信していた。
僕は金では動かない。
ただニックになりたかったんだ。
僕はいつだって喜んでプレイするし、その準備をしている。
彼らはそれを分かってくれている。
僕はこのチームにおいてベテランであり、それを嬉しく思っているよ。
新たに入団した男たちは毎日ハードにワークアウトしている。
若者たちと毎日充実した時間を過ごしている。
今は文化を構築しようとしているところなんだ。
ニックスはこのオフシーズン中に主力は残しつつ、元NBAオールスターポイントガードのケンバ・ウォーカー獲得に成功した。
昨季のニックスはポイントガードのポジションが安定していなかったため、ウォーカーがNBAオールスターレベルのパフォーマンスを取り戻すことができれば昨季以上の成績が期待できるだろう。
現在36歳のギブソンには若手が多いニックスでリーダーシップを発揮し、チームメイトたちを鼓舞し続けてもらいたいところだ。
なお、ギブソンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 45 | 844 |
平均出場時間 | 20.8 | 24.9 |
平均得点 | 5.4 (キャリアワースト) | 9.3 |
平均リバウンド | 5.6 | 6.2 |
平均アシスト | 0.8 | 1.0 |
平均スティール | 0.7 | 0.6 |
平均ブロックショット | 1.1 | 1.1 |
平均ターンオーバー | 0.5 | 1.1 |
FG成功率 | 62.7% (キャリアハイ) | 51.8% |
フリースロー成功率 | 72.7% | 71.0% |
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