カーメロ・アンソニー「スポーツに忠誠心はない」
近年のNBAでは、スーパースターがタイトル獲得を求めて移籍するケースが少なくない。
スーパースターの移籍には賛否両論あり、多くのNBAレジェンドはスーパースターの移籍に否定的な見方をしているが、元NBAオールスターのカーメロ・アンソニーは、スーパースターの移籍は自然なことと考えているのかもしれない。
アンソニーによると、スポーツの世界において忠誠心は存在していないという。アンソニーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
スポーツに忠誠心があるとは思わない。
忠誠心の話をするなら、僕は今も忠誠心を持って生きているよ。
ただ、スポーツはあくまでスポーツであり、ビジネスだ。
スポーツに忠誠心はない。
アスリートであり、プロであり、それで金をもらっている。
忠誠を誓う必要はない。
僕は忠誠心がどのようなものなのか知っているよ。
そういうメンタリティで育ったし、学んだからね。
誰かが不誠実だったり、忠誠心を持っていなかったりすると、どのような気持ちになるのか分かる。
僕は今も忠誠心の基本を持ってやっているんだ。
アンソニーはこの夏にロサンゼルス・レイカーズとベテランミニマム契約を結んだ。
アンソニーにとってNBAタイトルを獲得する最大のチャンスになると言えそうだが、アンソニーはチームにではなく彼自身とバスケットボールに対して忠誠を誓い、レイカーズを支えてくれるだろう。
なお、アンソニーの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 69 | 1191 |
平均出場時間 | 24.5 | 35.0 |
平均得点 | 13.4 (キャリアワーストタイ) | 23.0 |
平均リバウンド | 3.1 (キャリアワースト) | 6.3 |
平均アシスト | 1.5 | 2.8 |
平均スティール | 0.7 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 0.9 | 2.5 |
FG成功率 | 42.1% | 44.7% |
3P成功率 | 40.9% (キャリアハイ) | 35.3% |
フリースロー成功率 | 89.0% (キャリアハイ) | 81.4% |
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