フィラデルフィア・セブンティシクサーズは先日、NBAオールスターのベン・シモンズにトレーニングキャンプに参加するよう働きかけたと報じられた。

シモンズはトレードを強く求めており、トレードが実現しないならトレーニングキャンプ欠席も辞さないというが、シモンズの姿勢が軟化することはないのかもしれない。

larrybrownsports.comによると、シモンズはシクサーズのトレーニングキャンプを欠席する考えを変えておらず、またシクサーズの一員としてNBAゲームに出場する考えも一切ないという。

一方のシクサーズも態度を変えておらず、NBAオールスター以外とのトレードには応じないと報じられている。

シモンズがトレーニングキャンプやレギュラーシーズンゲームを欠席する場合、シクサーズはシモンズに罰金を科すことができる。

つまり、シモンズのサラリーを回収することができるため、シクサーズが焦ってトレードに動くことはないだろう。

とはいえ、NBA選手が正当な理由なくレギュラーシーズンを長期間欠場するという前例はない。

そのためシモンズはいずれ試合に出場するという見方が広がりつつあるというが、もし問題が悪化するようならNBAが介入する可能性も十分ありそうだ。

なお、シクサーズはジョエル・エンビードが全盛期のうちにNBAタイトルを獲得するため、NBAドラフト指名権とのトレードには意味がないと考えていると報じられている。