ジェイソン・キッドHC「クリスタプス・ポルジンギスは我々の武器」
ダラス・マーベリックスのクリスタプス・ポルジンギスは昨季、フロアスペーサーとしての役割しか与えられないことに不満を感じていた。
ルカ・ドンチッチとの相性問題も指摘され、トレードの噂が浮上したポルジンギス。
だが、ヘッドコーチに就任したジェイソン・キッドはポルジンギスに期待を寄せており、よりたくさんの役割を任せることを検討しているという。
キッドHCはポルジンギスについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
簡単に言うと、KP(ポルジンギス)にはバスケットボール選手になってもらいたい。
3Pシュートだけでは限界がある。
彼はピック&ロールやミッドレンジシュートなどもできる。
彼には自分が何者なのか知ってもらいたい。
彼はバスケットボール選手だ。
ただ3Pやコーナーからシュートを撃つのではなく、どの位置においても快適にプレイしてもらいたい。
彼は我々にとって武器だと思っている。
彼はシュートを撃つのがすごくうまいから、ミッドレンジも撃てるんだ。
ポルジンギスは昨季終了後にトレード要求が頭をよぎったというが、マブスがリック・カーライルと決別し、キッドを採用したことから、マブスでプレイし続ける決心をしたという。
もしポルジンギスが健康を保ち、コート中でプレイできるようになれば、マブスにとって間違いなく大きなオプションとなるだろう。
ポルジンギスにはNBAキャリア序盤のようなパフォーマンスを取り戻し、ドンチッチとともにマブスを牽引してもらいたいところだ。
なお、キッドHCは先発センターのポジションにドワイト・パウエルを起用し、ポルジンギスを4番のポジションでプレイさせると見られている。
ポルジンギスの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 43 | 286 |
平均出場時間 | 30.9 | 31.1 |
平均得点 | 20.1 | 18.7 |
平均リバウンド | 8.9 | 7.8 |
平均アシスト | 1.6 | 1.5 |
平均スティール | 0.5 (キャリアワースト) | 0.7 |
平均ブロックショット | 1.3 (キャリアワースト) | 1.9 |
平均ターンオーバー | 1.2 | 1.7 |
FG成功率 | 47.6% (キャリアハイ) | 44.1% |
3P成功率 | 37.6% | 36.1% |
フリースロー成功率 | 85.5% (キャリアハイ) | 80.9% |
コメントを残す