ケンドリック・パーキンス「レブロン・ジェイムスとラッセル・ウェストブルックのターンオーバーの違いは歴然」
NBAタイトル奪還を目指すロサンゼルス・レイカーズは、オフシーズン中のトレードでNBAオールスターガードのラッセル・ウェストブルックを獲得した。
ウェストブルックにはレブロン・ジェイムス、アンソニー・デイビスと共にレイカーズをNBAチャンピオンに導く働きが期待されているが、ターンオーバーの多さが目立ち、「レイカーズにはフィットしない」などという見方が早くも広がりつつある。
ウェストブルックだけでなくジェイムスもターンオーバーが多い選手ではあるものの、元NBA選手のケンドリック・パーキンスによると、ジェイムスとウェストブルックのターンオーバーには質の違いがあるという。パーキンスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕たちが話をしているのは、ベテランの球団についてだ。
若いチームの話をしているのではない。
ベテランの話をしている。
ラッセル・ウェストブルックはファイナルでプレイしたことがあるから、何が必要なのかを分かっているよね。
僕もそのチームにいた。
レブロン・ジェイムスはチャンピオンに4度なっている。
彼(ジェイムス)のターンオーバーを考えると、その多くは彼のミスではない。
一方、ラッセルは無理なターンオーバーが多い。
その差は歴然だ。
ウェストブルックはハイペースなバスケットボールを得意としており、スピードに乗った時のプレイは抜群だ。
だが、レイカーズのようなハーフコートゲームが多いチームにはフィットしないとも言われている。
しかし、ウェストブルックがレイカーズのシステムにフィットすれば、ジェイムスの負担が軽くなるのは間違いないだろう。
まだ今季は序盤であり、常に強いハートでプレイするウェストブルックは解決方法を見つけ出すに違いない。
なお、今季のジェイムスとウェストブルックのスタッツは以下の通りとなっている。
– | L・ジェイムス | R・ウェストブルック |
---|---|---|
出場試合数 | 4 | 6 |
平均出場時間 | 38.0 | 35.8 |
平均得点 | 26.0 | 18.0 |
平均リバウンド | 5.5 | 8.8 |
平均アシスト | 6.0 | 8.7 |
平均スティール | 2.0 | 1.7 |
平均ブロックショット | 1.0 | 0.2 |
平均ターンオーバー | 4.8 | 5.7 |
FG成功率 | 46.3% | 44.7% |
3P成功率 | 38.5% | 20.8% |
フリースロー成功率 | 76.5% | 50.0% |
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