アレックス・カルーソ「レイカーズ時代のロンゾ・ボールは本来の彼ではなかった」
オフシーズン中のサイン&トレードでニューオーリンズ・ペリカンズからシカゴ・ブルズに移籍したロンゾ・ボールは、ブルズの一員として素晴らしいパフォーマンスを続けている。
かつて問題視されていたアウトサイドシュートは明らかに改善し、今季はNBAキャリアベストとなる3P成功率44.7%を記録しているボール。
では、ボールはなぜロサンゼルス・レイカーズ時代に十分なパフォーマンスを発揮することができなかったのだろうか?
レイカーズ時代のチームメイトであり、ブルズでボールと再会したアレックス・カルーソによると、レイカーズ時代のボールはレイカーズが求めることに合わせようとしていたという。カルーソのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
ロサンゼルスにいた時の彼は違うゲームをプレイしようとしていたと思う。
NBAのポイントガードに求められていることや、彼ら(レイカーズ)に求められていることに合わせようとしていた。
ここ1年、1年半の間に、彼は彼のゲームをプレイし始めた。
気負うことなくね。
オープンならシュートを撃つ。
ブレイクの時はプッシュし、速いプレイをする。
高校の時の彼はそういうプレイをしていた。
大学でもそういうプレイをしていた。
だからこそ、彼はドラフト2位で指名されたのさ。
ボールはチームメイトたちからの信頼を勝ち取っており、NBAオールスターのザック・ラビーンによると、ボールは「ゲームにおいて最高のパサーのひとり」だという。
ブルズにはラビーンやデマー・デローザン、ニコラ・ブーチェビッチという得点源がいるため、ボールが積極的にスコアリングを狙うことはないだろう。
だが、ボールが高精度のシュートを放ち続ける限り、彼らの負担が軽くなるのは間違いない。
ブルズのNBAタイトル獲得の鍵を握るのは、ボールのパフォーマンスにかかっていると言えそうだ。
なお、ボールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 11 | 228 |
平均出場時間 | 34.8 | 32.3 |
平均得点 | 12.6 | 11.8 |
平均リバウンド | 5.5 | 5.8 |
平均アシスト | 4.5 (キャリアワースト) | 6.3 |
平均スティール | 1.6 | 1.5 |
平均ターンオーバー | 2.4 | 2.5 |
FG成功率 | 41.3% | 39.8% |
3P成功率 | 44.7% (キャリアハイ) | 35.8% |
フリースロー成功率 | 83.3% (キャリアハイ) | 56.6% |
コメントを残す