ロンゾ・ボールがレイカーズからトレードされたことに「ビジネスの一部」
2017年のNBAドラフト2位でロサンゼルス・レイカーズに入団したロンゾ・ボールが現地15日、シカゴ・ブルズの一員として初めて古巣レイカーズと対戦する。
レイカーズ時代のボールはシュートに問題を抱え、十分なパフォーマンスを見せることができずにいると、2019年夏のトレードでニューオーリンズ・ペリカンズに移籍。
その後シュートタッチは確実に改善し、今季はブルズの一員として素晴らしいシーズンを送っている。
そのボールが、ブルズでの状況とレイカーズからトレードされたことについて語った模様。ボールのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
すべてのことには理由があると思う。
今の僕にとってはここ(ブルズ)がいるべき場所なのさ。
すごく良い気分だ。
(移籍の)プロセス初期は、AK(アルトゥラス・カルニソバス)とマーク(・エバースリー)が素晴らしい仕事をしてくれた。
コーチたちも僕を求めてくれたし、チームメイトたちとも素晴らしい関係を築いているんだ。
僕はフィットすると思える場所に来たかった。
僕を求めてくれる場所、僕に変わらずにいてほしいと思っている場所に来たかった。
シカゴは僕にとって最高の場所さ。
(レイカーズからのトレードが)ビジネスの一部だということは分かっている。
だが、必要とされていないと感じたのは初めてだった。
とはいえ、アンソニー・デイビスとのトレードだ。
だから恥じることではない。
彼は史上最高の選手のひとりだからね。
僕はたくさんのことを経験してきた。
結局のところ、バスケットボールはゲームであり、僕はゲームを愛している。
今の状況にすごく感謝しているよ。
心配するようなことのほとんどは、実際の生活においてあまり意味がない。
愛するゲームをプレイすることができ、高いサラリーをもらい、家族の面倒を見ることができているんだから、僕は恵まれているよね。
それが僕にとって最も重要なことさ。
もしレイカーズがボールをトレードしていなければ、ボールは今のような選手になることができたのだろうか?
レイカーズファンの多くはボールをトレードしたことを後悔しているだろうが、ボールはこれからも成長し、レイカーズを見返し続けるに違いない。
なお、ボールのレイカーズ在籍中と移籍後のスタッツは以下の通りとなっている。
– | レイカーズ在籍中 | トレード後 |
---|---|---|
出場試合数 | 99 | 131 |
平均出場時間 | 32.4 | 32.3 |
平均得点 | 10.0 | 13.0 |
平均リバウンド | 6.2 | 5.5 |
平均アシスト | 6.4 | 6.2 |
平均スティール | 1.6 | 1.5 |
平均ターンオーバー | 2.4 | 2.6 |
FG成功率 | 38.0% | 40.6% |
3P成功率 | 31.5% | 38.0% |
フリースロー成功率 | 43.7% | 67.1% |
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