フレッド・バンブリート「ロッカールームでは皆平等」
トロント・ラプターズはオフシーズン中のトレードでベテランポイントガードのカイル・ラウリーを放出した。
ラウリーは長年にわたってリーダーとしてラプターズを牽引した偉大なNBA選手であり、ラプターズにとってラウリーのトレードはひとつの時代が終わったことと新たな時代が始まることを象徴するものだったと言えるだろう。
ラウリーが去ったことによりフレッド・バンブリートがリーダーとして声を出しているというが、バンブリートによると、今のラプターズはバンブリートだけが声を出すのではなく、全員がそれぞれの意見を出せる環境にあるという。
バンブリートはラプターズについて以下のようにコメント。The Toronto Starが伝えている。
僕がいつも正しいわけではない。
だが、僕のハートは正しい場所にあり、まずは仲間たちをリスペクトしようとしている。
ロッカールームでは皆平等だ。
皆が声を上げている。
僕たちは勝ちたいんだ。
バンブリートによると、仲間たちをリスペクトし、チームが勝利することを最も重要視しているという。
若手中心のNBAチームに完全に生まれ変わったラプターズは、現在7勝8敗でイースタン・カンファレンス10位。
今季も難しい戦いを強いられるだろうが、バンブリートを中心にチーム一丸となり、新たなラプターズの形を見せてもらいたい。
なお、バンブリートの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 14 | 297 |
平均出場時間 | 38.7 | 26.7 |
平均得点 | 19.4 | 12.5 |
平均リバウンド | 5.1 (キャリアハイ) | 3.0 |
平均アシスト | 7.1 (キャリアハイ) | 4.6 |
平均スティール | 1.6 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 2.9 | 1.4 |
FG成功率 | 43.6% (キャリアハイ) | 40.7% |
3P成功率 | 40.4% | 38.5% |
フリースロー成功率 | 83.3% | 85.4% |
コメントを残す