NBAキャリア13年のベノ・ウドリーが現役引退を発表
2004年のNBAドラフト28位でサンアントニオ・スパーズに入団したベテランガード、ベノ・ウドリーが、プロバスケットボール選手としてのキャリアに正式に終止符を打った。
EuroHoopsによると、現在ニューオーリンズ・ペリカンズで選手育成コーチとして働いているウドリーが、現役引退を正式に発表したという。
プロアスリートには2つの死があると言われている。
そのひとつは、もうこれ以上プレイできなくなった時だ。
それを受け入れ、引退を発表するのに2年もかかってしまった。
スロベニアの小さな村から出てきて、NBAで13年連続でプレイし、チャンピオンに2度なった。
これは僕が夢見ていた以上のことであり、どの瞬間も愛している。
バスケットボールは16歳でプロになってから人生の一部だったし、絶対に手放したくない。
子供の頃にプロ選手になりたいと強く思ったように、今はコーチになりたい。
多くのコーチが僕にしてくれたように、僕の知識を共有し、次世代を導きたいんだ。
ウドリーは海外で7年間プレイした後、スパーズの一員としてNBAデビュー。
NBAキャリア終盤は複数のチームを渡り歩くと、現役選手としての最後の年は母国リトアニアのチームで過ごした。
今後はコーチングを学ぶというが、グレッグ・ポポビッチHCなど多くの偉大なNBAコーチから指導を受けたウドリーは、いずれは偉大なコーチとしてNBAチームを牽引するだろう。
なお、ウドリーのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
所属チーム | サンアントニオ・スパーズ サクラメント・キングス ミルウォーキー・バックス オーランド・マジック ニューヨーク・インックス メンフィス・グリズリーズ マイアミ・ヒート デトロイト・ピストンズ |
出場試合数 | 831 |
平均出場時間 | 21.9 |
平均得点 | 8.4 |
平均リバウンド | 2.1 |
平均アシスト | 3.4 |
平均スティール | 0.7 |
平均ターンオーバー | 1.4 |
FG成功率 | 46.3% |
3P成功率 | 34.9% |
フリースロー成功率 | 83.3% |
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