ブラッド・スティーブンスがジェイソン・テイタム批判に「馬鹿げている」
NBAオールスターのジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウン擁するボストン・セルティックスは、今季ここまで12勝10敗にとどまっている。
このような状況を受け、あるNBAチームのアシスタントコーチが「ジェイソン・テイタムは彼自身のことしか考えていない」、「彼は15得点を挙げて勝ちたいのではなく、39得点を挙げて勝ちたいと思っている」などと批判したと報じられた。
これにセルティックスのバスケットボールオペレーション部門代表を務めるブラッド・スティーブンスが反応した模様。
スティーブンスによると、このテイタム批判は完全に間違っているという。スティーブンスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
名前を出せないなら言うべきではない。
そのアシスタントコーチが名前を出すことはないだろうね。
なぜなら、彼はジェイソンの周りにいたことがないからだ。
ジェイソンはこれからのキャリアを通し、彼のチームと対戦するたびに彼を圧倒するだろう。
それがこのリーグにいる男たちのやり方さ。
私はそういった感じで受け止めているし、ジョークだと思っている。
なぜなら、私は毎日彼の周りにいるからね。
彼のプレイ、彼の闘争心を見てくれ。
彼はたくさんのことをやってくれている。
彼はNBAでの最初の5年間で、ほとんどの選手より多くのことをやってきた。
違うかい?
あの男の評価は完全に間違っている。
正直なところ、あの評価は完全に馬鹿げていると思った。
普段の私はこういったことに反応しないが、一緒に働く仲間たちに「これは馬鹿げている」と伝えたんだ。
彼は勝利をひどく求めている。
我々が負けた時、彼はいつも落ち込んだ表情で氷水に足を突っ込んでいる。
彼は負けず嫌いであり、それが事実さ。
彼が我々のチームにいてくれて嬉しいよ。
セルティックスが浮上するためには、テイタムが本来のパフォーマンスを取り戻すことが必須となるだろう。
それにはテイタムとブラウンの周りに適切なピースを配置しなければならない。
今後改善が見られないようなら2月のトレード期限までにロスターを調整する可能性があるが、テイタムはどのような状況においても自信を失うことなく前に進み続けることだろう。
なお、テイタムの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 22 | 311 |
平均出場時間 | 36.6 | 33.0 |
平均得点 | 24.4 | 19.7 |
平均リバウンド | 8.9 (キャリアハイ) | 6.5 |
平均アシスト | 3.6 | 2.7 |
平均スティール | 1.0 (キャリアワーストタイ) | 1.1 |
平均ターンオーバー | 2.6 | 2.0 |
FG成功率 | 39.7% (キャリアワースト) | 45.2% |
3P成功率 | 31.9% (キャリアワースト) | 38.8% |
フリースロー成功率 | 80.8% (キャリアワースト) | 83.7% |
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