過去2シーズンを怪我で全休したクレイ・トンプソンが、先日のクリーブランド・キャバリアーズ戦で復帰した。

トンプソンは離脱期間中にプライベートを満喫し、趣味の船でクルージングを楽しんだというが、それが由来となって新たなニックネームで呼ばれるようになったようだ。

トンプソンによると、ウォリアーズのチームメイトたちから「シーキャプテン」と呼ばれているという。

トンプソンは先日のダラス・マーベリックス戦を終えた後、記者から「キャプテン」と呼ばれていることについて質問されると、困惑しながら以下のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。

（キャプテンではなく）シーキャプテンだ。

今夜は出場時間を増やすことができたから、すごく嬉しいよ。

25分間の出場時間はシーズンハイじゃないかな。

明日はしっかり休み、木曜日のTウルブズ戦に備えたい。

何本か3ポイントを決めることができたし、効率的にプレイできたと思う。

僕は自分を誇りに思っている。

再び僕らしくあることができて良かったよ。

トンプソンには出場時間の制限がかかっているが、マブス戦は今季最長となる出場時間25分38秒を記録。

復帰後はシュートタッチを取り戻すのに苦労しているように見えるものの、マブス戦ではFG成功率50.0％（6/12）、3P成功率60.0％（3/5）を記録するなど、復調の兆しを見せた。

新たなニックネームを手にしたトンプソンがリーダーとしてウォリアーズを牽引する日はそう遠くないだろう。

なお、トンプソンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2021-22	NBAキャリア
出場試合数	7	622
平均出場時間	22.0	32.9
平均得点	14.7	19.5
平均リバウンド	2.7	3.5
平均アシスト	2.6	2.3
平均スティール	0.6	0.9
平均ターンオーバー	1.7	1.7
FG成功率	38.8％	45.9％
3P成功率	33.3％	41.8％
フリースロー成功率	100％	84.9％