ラッセル・ウェストブルック「勝つことが最も重要」
ロサンゼルス・レイカーズは現地5日に行われたニューヨーク・ニックス戦で一時21点のリードを許していたものの、後半に巻き返すと、オーバータイムの末に勝利した。
この勝利の立役者を挙げるとするなら、やはりトリプルダブルを達成したNBAオールスターのレブロン・ジェイムス、28得点、17リバウンド、4ブロックショットを記録したアンソニー・デイビス、後半に爆発して29得点をマークしたマリク・モンクだろう。
残念ながら、そこにラッセル・ウェストブルックの名前はなかった。
この日のウェストブルックは終始精彩を欠き、わずか5得点、FG成功率10%(1/10)に終わったのだ。
オーバータイムはコートに立つことすら許されず、ベンチでチームメイトたちのプレイを見守ったウェストブルック。
だが、ウェストブルックは腐っていない。
ウェストブルックはニックス戦を終えた後、次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
よくあることさ。
分かるかい?
いつも決めているショットを何本かミスした。
棚に上げたくはないが、僕がひどいプレイをすると、君たちはすごくたくさん質問してくるよね。
僕がシュートをうまく決めると、そのような質問はほとんどしてこない。
僕たちは今夜勝った。
それが最も重要なことだ。
バスケットボールなのだから、調子が悪い夜もあるものさ。
そういった夜は誰にでもある。
僕にもあるし、他の選手たちにもある。
それがバスケットボールというものだ。
だが、勝っている限り僕は気にしない。
このゲームで最も重要なのは勝つことであり、僕にとってそれが最も重要なことだ。
僕が良いプレイをしていようがひどいシュートを撃っていようが関係ないんだ。
ウェストブルックは以前も試合終盤にコートに立てなかったことがあり、当時は怒りを抑えることができず、チームメイトたちがシャワーを浴び終える前にアリーナを去ってしまった。
だが、今回の起用法についてはウェストブルックも納得し、それと同時に勝利に貢献できる選手になるためにさらに努力することを誓ったに違いない。
なお、ウェストブルックの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 54 | 997 |
平均出場時間 | 34.7 | 34.7 |
平均得点 | 18.4 | 22.9 |
平均リバウンド | 7.8 | 7.4 |
平均アシスト | 7.7 | 8.5 |
平均スティール | 1.1 (キャリアワースト) | 1.7 |
平均ターンオーバー | 4.1 | 4.1 |
FG成功率 | 43.7% | 43.7% |
3P成功率 | 30.0% | 30.5% |
フリースロー成功率 | 66.8% | 78.5% |
- Comments ( 1 )
- Trackbacks ( 0 )
最近のブルの適当なポジティブ発言はムカついてくるわ
こんなんだから改善しないししようとも思わんのだろ