ラッセル・ウェストブルックが起用法について「コーチ陣が決めること」
ロサンゼルス・レイカーズを指揮するフランク・ボーゲルHCは、現地8日に行われたミルウォーキー・バックス戦の第4QでNBAスターのラッセル・ウェストブルックを起用しなかった。
この日のレイカーズはバックスに前半だけで78点を許すなど、ディフェンスが崩壊。
第4Qに入ると怒涛の追い上げを見せたものの、それまでの点差があまりに大きく、逆転には至らなかった。
皮肉にもウェストブルックがコートに立たなかった第4Qで追い上げたわけだが、ウェストブルックがコーチの起用法に言及した模様。
ウェストブルックによると、ラインアップが頻繁に変わるため、リズムを掴むのが難しいという。ウェストブルックのコメントをsilverscreenandroll.comが伝えている。
(コートに)いつ入って、いつ出るのかまったく分からない。
いつプレイするのかまったく分からない。
「まったく分からない」ことがすごくたくさんあるんだ。
僕個人として話すと、それだと問題を解決し、リズムを生み出し、チームとして一貫性を持つのが難しくなる。
だが、彼(ボーゲルHC)と彼のコーチングスタッフたちが決めることだ。
それを受け入れ、前に進まなければならない。
また、「いつプレイし、いつプレイしないのかボーゲルHCから教えてもらった?」と質問されたウェストブルックは、以下のように答えたという。
ノー、教えてもらっていないよ。
だが、彼がそこをはっきりさせる必要はない。
彼は決定すべきことを決定するし、彼次第だ。
プロフェッショナルとしての僕の仕事は、ここで働き、ポジティブなマインドを持ち、最善を尽くし、チームメイトたちを励ますことさ。
そういうことだ。
ウェストブルックによると、第4Q終盤のような勝敗を分ける場面ではラインアップに入るべきであり、それはNBAキャリアを通して証明してきたという。
だが、ウェストブルックがレイカーズを牽引するパフォーマンスを見せない限り、ボーゲルHCはこれからも重要な時間帯でウェストブルックをコートに出さないだろう。
おそらくレイカーズのフロントオフィスもボーゲルHCの采配を支持していると思われるが、ウェストブルックはそれに耐え続けることができるのだろうか?
なお、ウェストブルックのバックス戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | バックス戦 |
---|---|
出場時間 | 26:05 |
得点 | 10 |
リバウンド | 10 |
アシスト | 5 |
スティール | 0 |
ブロックショット | 1 |
ターンオーバー | 4 |
FG成功率 | 27.3% (3/11) |
3P成功率 | 0% (0/1) |
フリースロー成功率 | 57.1% (4/7) |
+/- | -16 |
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これが44Mのスタッツか…