フェニックス・サンズのNBAオールスターポイントガード、クリス・ポールは、現地16日に行われたヒューストン・ロケッツ戦でテクニカルファウルを立て続けにコールされ、途中退場を強いられた。

ポールはレフェリーに対して不満を爆発させたことでテクニカルファウルをコールされると、その後レフェリーに接触し、2度目のテクニカルファウル。

だが、2度目のテクニカルファウルについては「故意に接触したわけではない」との見方もあり、オフィシャルのジャッジに批判が集まっている。

Chris Paul got ejected from Suns-Rockets after making contact with the official.

Good or bad call to eject CP3 here? 🤔pic.twitter.com/rtGfPTDj6L

— ClutchPoints (@ClutchPoints) February 17, 2022

fadeawayworld.netによると、この件について質問されたオフィシャルは、終始同じ説明を繰り返したという。

記者：
「クリス・ポールの最初のテクニカルファウルの理由は？」

オフィシャル：
「最初のテクニカルファウルは、オフィシャルに対して侮辱的な言葉を使ったためだ」

記者：
「クリス・ポールの2度目のテクニカルファウルの理由は？」

オフィシャル：
「2度目のテクニカルファウルは、ゲームオフィシャルに接触したと判断したためだ」

記者：
「ポールの2度目のテクニカルファウルは、1度目のテクニカルファウルがエスカレートしたもとを判断された？」

オフィシャル：
「2度目のテクニカルファウルは、ゲームオフィシャルに接触したと判断したためだ」

記者：
「クリスが故意に接触したからという見解でいい？」

オフィシャル：
「2度目のテクニカルファウルは、ゲームオフィシャルに接触したと判断したためだ」

ポールの非があったのか、それともオフィシャルに非があったのかは分からない。

だが、ここ最近のNBAではレフェリーに対しても「ソフト」と批判する声があがっているため、レフェリーのジャッジについてはますます注目が集まることになりそうだ。

なお、ポールはテクニカルファウルをコールされた直前のプレイで右手を負傷し、現地17日にMRI検査を受けると報じられている。