レブロン・ジェイムスが移籍の噂を完全否定
NBAオールスターのレブロン・ジェイムスは、ロサンゼルス・レイカーズのフロントオフィスに不満を持っていると噂されている。
ジェイムスはNBAオールスターウィークエンド中にクリーブランド・キャバリアーズ復帰の可能性について質問されると「扉は閉ざしていない」と答えたり、オクラホマシティ・サンダーのジョシュ・ギディーが素晴らしいルーキーシーズンを送っていることについて質問されると「サム・プレスティGMは素晴らしい仕事をしている」と答えるなどしたため、ジェイムスがレイカーズに不満を持っているという噂が加速。
だが、ジェイムス自らこれらの噂を否定した模様。
ジェイムスはこれらの発言について、次のように説明したという。lakersnation.comが伝えている。
僕がここに来てから、フロントオフィス、ジーニー(・バス)、リンダ(・ランビス)、カート(・ランビス)、全員が両手を広げて僕を迎え入れてくれ、僕に歴史あるフランチャイズでプレイする機会を与えてくれている。
僕の家族を歓迎してくれた。
僕はその恩の一部を試合で返し、子どもたちをインスパイアし、レイカーズをサポートしてくれている人々をインスパイアし、チームを本来のレベルに戻すように努めている。
僕は常にそれに集中しているんだ。
ウィークエンド中の僕のコメントのいくつかが、違う主旨で捉えられてしまっている。
僕は「キャバリアーとして引退する」とか、「キャバリアーズのユニフォームを着る」とか、そういったことは言っていない。
(記者の)ジェイソン・ロイドと(メディアインタビューの後に)話をした。
彼に(キャブス復帰について)質問された時、僕はこう答えたんだ。
「明日のことは分からない。だが、実際にキャブスでプレイする話なら、それは分からない」とね。
僕は彼に「僕はキャブスの一員として引退するの?」と聞いてみたら、彼は「1日契約を結んでキャブスの一員として復帰する?」と聞き返してきたから、「可能性はある」と答えた。
すべては僕の息子の状況次第だ。
僕は息子と一緒にプレイしたいし、彼がどのチームにいようと僕はそこに行く。
君たちは僕の言葉を捻じ曲げて、違う意味にしてしまったんだ。
僕がOKCのGMについてコメントしたり、褒めたりしたら、君たちは僕が「ロブ・ペリンカは良い仕事をしていない」と曲解させた。
OKCのGMは素晴らしい仕事をしている。
僕は本当にそう思っているんだ。
僕が集中しているのはチャンピオンになることさ。
僕はここにいる。
僕はここにいる。
僕は君たちにそう言い続ける。
文字通り、僕は今を生きている。
できるだけ長くパープルとゴールドを着てプレイしたい。
だが、もし可能なら、可能かどうかは分からないが、息子と一緒にプレイできたらと思っている。
そう願っている。
可能性はあるし、もしそうなればすごくクールなことだ。
ただし、このフランチャイズにいたくないという意味ではないよ。
レイカーズはボストン・セルティックスやヒューストン・ロケッツなどにトレードのオファーを出したものの、NBA1巡目指名権をトレードに含めることを嫌ったため、トレードは実現しなかったと報じられた。
ジェイムスとリッチ・ポールはレイカーズがNBAドラフト1巡目指名権放出を躊躇したことに腹を立てたと噂されているが、ジェイムスによると、レイカーズを強くするためならジェイムス陣営はもちろん、ペリンカGMもNBAドラフト1巡目指名権放出は厭わないという。
いずれにせよ、ジェイムスが考えを明らかにしたことにより、レイカーズファンは胸をなでおろしていることだろう。
なお、ジェイムスの契約は来季で満了となるが、この夏に2年の延長契約を結ぶことができる。
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