トレード要求の可能性があるNBAスター3人とは?
ブルックリン・ネッツにトレードを要求したNBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは、先日のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍した。
一方、シクサーズにトレードを要求していたベン・シモンズもネッツに移籍し、ハーデンとシモンズにとって希みが実現したトレードとなったわけだが、NBA全体を見渡すと、今後も同じようなケースはあるだろう。
では、直近でトレードを要求する可能性があるNBAスターはいるのだろうか?
larrybrownsports.comによると、ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソン、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラード、ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルが今後トレードを要求する可能性があるNBAスターだという。
ウィリアムソンは怪我の影響により、今季1試合も出場することができていない。
元NBA選手であり、ウィリアムソンの元チームメイトであるJJ・レディックが「彼は孤立していた」と暴露するなど、ウィリアムソンを取り巻く状況は悪化しつつある。
また、ペリカンズはシーズンチケットホルダーに向けた来季のシーズンチケットの案内メールからウィリアムソンの名前を外したことも、ペリカンズとウィリアムソンの将来が危惧される要因のひとつとなっている。
リラードには以前からトレードの噂が浮上しており、リラードはそのたびにトレード要求の噂を否定してきた。
少なくともすぐにトレードを要求することはないだろうが、すべてはブレイザーズがどのようなロスターを構築し、NBAタイトル獲得を狙えるレベルに到達できるかにかかっているだろう。
もしNBAタイトル獲得が見込めないようであれば、リラードがトレードを要求する可能性はゼロではない。
一方、ミッチェルが所属するジャズはNBAタイトル獲得を狙えるチームだが、もし今季もNBAチャンピオンになれない場合、ミッチェルは新たな環境を求める可能性がある。
ミッチェルとルディ・ゴベールの関係も悪化していると噂されており、もし今季のNBAプレイオフで成功を収めることができなければ、ミッチェルはトレード市場で注目を集めるNBAスターのひとりとなるだろう。
なお、ウィリアムソン、リラード、ミッチェルのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | Z・ウィリアムソン | D・リラード | D・ミッチェル |
---|---|---|---|
出場試合数 | 85 | 711 | 325 |
平均出場時間 | 31.7 | 36.3 | 33.7 |
平均得点 | 25.7 | 24.6 | 23.7 |
平均リバウンド | 7.0 | 4.2 | 4.1 |
平均アシスト | 3.2 | 6.6 | 4.4 |
平均スティール | 0.9 | 1.0 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 2.7 | 2.8 | 2.8 |
FG成功率 | 60.4% | 43.7% | 44.2% |
3P成功率 | 33.3% | 37.3% | 36.1% |
フリースロー成功率 | 68.3% | 89.3% | 83.5% |
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