カイリー・アービング「ベン・シモンズは僕たちの心の中にいた」
NBAスターのケビン・デュラントとカイリー・アービング擁するブルックリン・ネッツは現地10日、ジェイムス・ハーデンとジョエル・エンビード擁するフィラデルフィア・セブンティシクサーズに快勝した。
この日のネッツは試合開始から闘争心をみなぎらせ、早々に二桁リードを奪取。
NBAオールスターデュオのハーデンとエンビードに仕事をさせず、シクサーズファンを黙らせる戦いを繰り広げた。
5本の3ポイントを含む22得点、4リバウンド、5アシスト、1スティール、2ブロックショットを記録したアービングによると、この日のネッツの選手たちにはベン・シモンズの気持ちが乗っていたという。
アービングはシクサーズ戦を振り返り、次のようにコメント。ESPNが伝えている。
僕はベンのためにプレイしたと思う。
また、ベンだけでなく、ドレ(アンドレ・ドラモンド)とセス(・カリー)にとっても意味がある夜だったんじゃないかな。
このリーグにおいて、トレードされることに対処するのは簡単ではない。
家で荷造りし、他の都市に引っ越さなければならない。
簡単ではない。
だから、僕たちは彼を両手を広げて歓迎するように心掛けたんだ。
今夜の試合では、ベンが僕たちの心の中にいたと思う。
君たちもそれが分かったんじゃないかな。
僕たちは彼のためにプレイしたかったし、良いプレイを見せたかった。
もしベンに対して向かってくるなら、それは僕たちに向かってくるということだ。
僕たちのチームメイトたちに向かってくるなら、それは僕たちに向かってくるということだ。
それがメンタリティさ。
アービングはオフェンスだけでなく、ディフェンスでも素晴らしいパフォーマンスを見せた。
ハーデンにタフショットを撃たせ、リズムを掴ませなかったアービングは、ハーデンとのマッチアップについて以下のように語った。
任された仕事をするだけだ。
彼にタフなプレイをさせるために、僕にできることをした。
ジェイムスはいつもあのようなシュートを撃つわけではない。
だが、僕は彼にタフなプレイをさせたかったんだ。
戦う選手として楽しかった。
いつも言っているように、こういう瞬間が楽しいし、偉大な選手たちと対戦する機会があることに感謝し、僕が彼らに向かっていき、彼らが僕に向かってくる機会があることに感謝している。
この日のネッツはシモンズとラマーカス・オルドリッジが欠場したものの、危険なチームであることを改めて証明した。
だが、ハーデンとエンビードはこの屈辱的な大敗を受け、次の対戦では必死にリベンジを果たしにくるだろう。
ネッツとシクサーズのライバル関係は、NBAファンにとって最高のエンターテインメントとなっていくのかもしれない。
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