コービー・ブライアントがルカ・ドンチッチに「君はヨーロッパ出身だから狙われる」
NBAレジェンドのコービー・ブライアントは、多くの人々に多大な影響をもたらした。
現役引退後も多くのNBA選手にアドバイスを与え、NBA選手たちを常にリスペクトしていたブライアント。
ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチがステイプルズセンター(現クリプトドットコムアリーナ)でロサンゼルス・レイカーズと対戦した時、コートサイドで試合を観戦していたブライアントがスロベニア語でドンチッチに話しかけたことも話題になった。
ドンチッチによると、ブライアントと会ったのはその日が初めてではなく、NBAドラフト直後に会い、アドバイスをもらっていたという。
ドンチッチは当時について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼とは以前会った。
ポートランドでだ。
ドラフトされた直後で、ナイキのキャンパスでのことだった。
彼がそこにいて、僕にアドバイスをくれたんだ。
「気をつけろ。彼ら(NBA選手たち)は君を狙ってくるだろう。なぜなら、君がヨーロッパ出身だからだ。彼らは君を狙いにくるだろう」とね。
その通りだったよ。
また、レイカーズ戦をコートサイドで観戦していたブライアントがスロベニア語で話しかけてきたことについては、以下のように語っている。
彼は僕の母国語で悪口を言っていたんだ。
僕は「僕の母国語で話しているのはいったい誰だ?」という感じさ。
振り返ってみたらコービーだった。
ものすごいことだった。
あの日のことは絶対に忘れない。
試合後は彼と一緒に写真を撮ったんだ。
彼は僕が尊敬している男のひとりさ。
あの日は素晴らしかったし、絶対に忘れない。
ドンチッチによると、ヨーロッパですでにスーパースターとして活躍していたこともあり、他のルーキーと比較するとNBAでの生活にアジャストするのが難しかったという。
いずれにせよ、NBAデビューする前のドンチッチにとってブライアントのアドバイスは金言だったに違いない。
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