ルディ・ゴベールがジャズを批判?「互いのためにプレイしないと」
NBAチャンピオンを目指すユタ・ジャズは現地29日、ロサンゼルス・クリッパーズにまさかの大逆転負けを喫してしまった。
一時は25点ものリードを奪いながらも勢いに乗ったクリッパーズを止めることができず、NBAプレイオフに向けて手痛い敗戦を喫したジャズ。
NBAオールスターセンターのルディ・ゴベールは、一貫したパフォーマンスができていないジャズに不満を感じているのかもしれない。
ゴベールはクリッパーズ戦を終えた後、ジャズについて次のように指摘したという。The Salt Lake Tribuneが伝えている。
誰も相手に立ち向かっていない。
僕たちは自分たちの手を汚していない。
まったく手を汚していない。
僕たちはすごく良いバスケットボールチームさ。
だが、僕は毎晩怒りが湧く。
相手は毎晩、当然のように僕を倒そうとしてくる。
それがバスケットボールゲームであり、バスケットボールはフィジカルなゲームだ。
だが、僕たちは相手に対してそうできるようにならなければならない。
相手は僕たちがそうしないと思っている。
僕たちは本当に良いバスケットボールチームであり、素晴らしい選手が揃っていると思うよ。
ただ、もっと互いのためにプレイし、それを48分間続けるというマインドセットを持たなければならない。
厳しい状況になったこそ、そうしなければならないんだ。
厳しい状況になると、僕たちは逆のことをやってしまう。
選手間の繋がりが失われ、それがディフェンスに影響を及ぼしてしまっている。
僕たちなら立ち直れると思うが、「失うものは何もない」と言えるまで傷付かなければならない時がある。
僕たちはそういうマインドセットを持たなければならない。
ゴベールによると、ダーティープレイを仕掛けるという意味ではなく、もっと泥臭くプレイし、タフなメンタルを持たなければならないという。
NBAプレイオフが迫ってきている中、5連敗と調子を落としてしまっているジャズ。
果たしてNBAオールスターのゴベールとドノバン・ミッチェルを中心としたジャズは、ここから立て直すことができるだろうか?
なお、ゴベールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 60 | 605 |
平均出場時間 | 32.1 | 29.9 |
平均得点 | 15.2 | 12.4 |
平均リバウンド | 14.6 (キャリアハイ) | 11.6 |
平均アシスト | 1.1 | 1.3 |
平均スティール | 0.7 | 0.7 |
平均ブロックショット | 2.2 | 2.2 |
平均ターンオーバー | 1.8 | 1.6 |
FG成功率 | 71.0% (キャリアハイ) | 65.2% |
フリースロー成功率 | 69.3% (キャリアハイ) | 63.7% |
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