ジョエル・エンビード「結果を出すために金をもらっている」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは2月のトレードでベン・シモンズ、セス・カリー、アンドレ・ドラモンドを放出し、NBAオールスターのジェイムス・ハーデンと元NBAオールスターのポール・ミルサップを獲得した。
今季のシクサーズはシモンズのドラマに悩まされ、ストレスを感じる毎日を送っていたというが、NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードはシモンズのドラマがあったからこそリーダーとしての自覚を高めることができたのかもしれない。
エンビードによると、シモンズがシクサーズに復帰しない可能性が高まった時、自分自身を見つめ直したという。エンビードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕は「僕たちは何を待っているんだ?」という感じだった。
僕たちが失ったものは間違いなく大きい。
だが、僕は結果を出すために金をもらっている。
誰がプレイしようとしまいと、そんなの関係ない。
もし僕がコートで結果を出さなければ、ファンは怒り狂うだろう。
フロントオフィスはハッピーになれないだろう。
だから、どんな状況に置かれていたとしても関係ない。
それでもコートに出て、結果を出さなければならない。
僕はただコートに出て、実際にプレイし、証明しなければならないと思っていたんだ。
ものすごくフラストレーションを感じていた。
対処するのは難しかった。
だが、僕はコンペティターとして目の前にあるチャレンジも好きなんだ。
シモンズのアシストを失ったエンビードは、昨季のようなパフォーマンスを見せるのは難しいと予想されていた。
だが、エンビードは今季もMVP最有力候補に挙がるパフォーマンスでシクサーズを牽引している。
シモンズのドラマはエンビードやシクサーズの選手たちにとってストレスだっただろうが、メンタルの強化につながったのは間違いないのかもしれない。
なお、エンビードの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | 2021-22 |
---|---|---|
出場試合数 | 51 | 65 |
平均出場時間 | 31.1 | 33.6 |
平均得点 | 28.5 | 30.2 |
平均リバウンド | 10.6 | 11.6 |
平均アシスト | 2.8 | 4.2 |
平均スティール | 1.0 | 1.1 |
平均ブロックショット | 1.4 | 1.5 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 3.1 |
FG成功率 | 51.3% | 49.3% |
3P成功率 | 37.7% | 36.8% |
フリースロー成功率 | 85.9% | 81.7% |
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