レブロン・ジェイムスが現役引退について「健康と精神とモチベーション次第」
NBAオールスターのレブロン・ジェイムスは今季、個人として素晴らしい実績を残した一方で、チームとして悲惨な結果に終わった。
ジェイムス率いるチームはNBAプレイオフに進出し続けてきたこともあり、今季の結果を受けてジェイムスの現役引退が間近に迫っていると感じたNBAファンも少なくないかもしれない。
だが、フィジカルとメンタルが健全であり、高いモチベーションがある限り、ジェイムスは現役を続けることになりそうだ。
ジェイムスは現役引退について質問されると、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。
どれくらい長くこのレベルでプレイできるか?
僕の健康次第だ。
僕の精神次第だ。
僕のモチベーション次第だ。
僕にとって大きいのは、息子たちの近くにいることができ、AAUトーナメントとサマーボールを観戦できる機会があるということだ。
それがここ5年の僕のモチベーションになっている。
「どれくらい長くプレイしたい?」ということに上限は設けない。
あれこれ言いたくない。
ただ、僕は今も高いレベルでプレイすることができている。
今季示したようにね。
アンソニー・デイビスが長期離脱し、ラッセル・ウェストブルックが期待されたパフォーマンスを見せることができなかった中、ジェイムスの平均出場時間は37.2分だった。
37歳のNBA選手としては異例の出場時間だったと言えるだろう。
ジェイムスはこの夏にレイカーズと延長契約を結ぶことができる。
一部ではジェイムスが延長契約を結ばず、来年夏の去就に柔軟性を残すとも噂されているが、どのNBAチームでプレイするとしても健康と精神を徹底的にケアし、高いモチベーションでプレイし続けるに違いない。
なお、ジェイムスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 56 | 1366 |
平均出場時間 | 37.2 | 38.2 |
平均得点 | 30.3 | 27.1 |
平均リバウンド | 8.2 | 7.5 |
平均アシスト | 6.2 | 7.4 |
平均スティール | 1.3 | 1.6 |
平均ブロックショット | 1.1 (キャリアハイタイ) | 0.8 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 3.5 |
FG成功率 | 52.4% | 50.5% |
3P成功率 | 35.9% | 34.6% |
フリースロー成功率 | 75.6% | 73.4% |
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