カイリー・アービングがMVP投票ゼロで終える

ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは、NBAを代表するスーパースターのひとりだ。
NBA史上最もスキルがある選手とも称えられ、クリーブランド・キャバリアーズ時代にはレブロン・ジェイムスとともにチームをフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに導いたアービング。
だが、今季も復帰後はスーパースターにふさわしいパフォーマンスを見せたものの、MVP投票はゼロに終わってしまった。
larrybrownsports.comによると、NBAオールスターに6度以上選出され、かつNBAキャリアを通してMVP投票がゼロなのは、NBA史上アービングとパウ・ガソルのみだという。
アービングは今季、レギュラーシーズン29試合の出場にとどまった。
それが影響しているのは間違いないだろうが、アービングはNBA75周年記念チームからも除外されるなど、不遇の時間を過ごしている。
とはいえ、アービングほどのスーパースターがNBAキャリアを通してMVP投票を1票も獲得したことがないのは驚きだ。
フルでプレイできるであろう来季、アービングにはNBA史上最も偉大な選手のひとりであることを証明し、ネッツをNBAチャンピオンに導く働きを期待したい。
なお、アービングの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 2021-22 | NBAキャリア |
|---|---|---|
| 出場試合数 | 29 | 611 |
| 平均出場時間 | 37.6 | 34.0 |
| 平均得点 | 27.4 | 23.1 |
| 平均リバウンド | 4.4 | 3.8 |
| 平均アシスト | 5.8 | 5.7 |
| 平均スティール | 1.4 | 1.3 |
| 平均ターンオーバー | 2.5 | 2.6 |
| FG成功率 | 46.9% | 47.0% |
| 3P成功率 | 41.8% | 39.3% |
| フリースロー成功率 | 91.5% | 88.2% |
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へー
BOS時代に単独エースとリーダーやってたから、その時に貰ってると思ってた
パウ・ガソルは納得いくのか…MEMの頃一票も入ってないとは驚き