NBAプレイオフ・カンファレンスファイナルでダラス・マーベリックスを下したゴールデンステイト・ウォリアーズは、2018-19シーズン以来となるNBAファイナル進出を果たした。

3年前のウォリアーズはNBAファイナル常連チームだったものの、ケビン・デュラントの移籍とクレイ・トンプソンの長期離脱により低迷。

ここ2シーズンはNBAプレイオフ進出すらならなかっただけに、特に当時からウォリアーズにいるメンバーの喜びはひとしおだろう。

長いリハビリを乗り越えて復帰したトンプソンも喜びを隠せない模様。

トンプソンはNBAファイナル進出を決めた後、次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。

戻って来られてすごく嬉しい。

このチームに感謝している。

彼らは僕たちを素晴らしいスタートに導いてくれた。

そしてここに戻って来た。

感情的にはなりたくないが、戻って来られたことが信じられない。

クレイジーだ。

今夜は楽しむよ。

だが、あと4勝しなければならない。

今夜はこの喜びに浸るつもりだ。

信じられない気分さ。

本当に信じられない。

2シーズン連続で全休するなど辛い時間を過ごしたトンプソンは、相棒のステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーンとともにウォリアーズを牽引するパフォーマンスを見せている。

若手たちの成長はもちろんだが、トンプソンの偉大さを改めて思い知らされるNBAプレイオフになっていると言っても過言ではないだろう。

辛いリハビリを乗り越えたからこそ、トンプソンにとって特別な時間になっているに違いない。

なお、トンプソンのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。

–	第1戦	第2戦	第3戦	第4戦	第5戦
出場時間	35	37	39	28	37
得点	15	15	19	12	32
リバウンド	5	4	7	1	2
アシスト	4	5	3	1	3
スティール	0	0	0	2	1
ブロック	2	0	0	0	0
TO	3	0	0	0	1
FG成功率	53.8％ （7/13）	60.0％ （6/10）	33.3％ （6/18）	50.0％ （5/10）	48.0％ （12/25）
3P成功率	25.0％ （1/4）	25.0％ （1/4）	30.0％ （3/10）	33.3％ （2/6）	50.0％ （8/16）
FT成功率	–	100％ （2/2）	100％ （4/4）	0％ （0/1）	–
+/-	+20	-9	+13	-22	+18