スコッティ・ピッペン「今のNBAゲームに忠誠心は必要ない」
NBAオールスターのケビン・デュラントは先日、ブルックリン・ネッツにトレードを要求した。
デュラントが移籍を望んでいるとされるNBAチームは、フェニックス・サンズとマイアミ・ヒート。
サンズとヒートはNBAチャンピオンを狙えるレベルのチームであり、デュラントの移籍希望を「バスライダー」などと批判する声も少なくない。
だが、NBAレジェンドのスコッティ・ピッペンによると、今のNBAでは選手はもちろんチームも忠誠心を保つ必要はないという。ピッペンのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
君たちも分かっていると思うが、これが今のゲームだ。
選手たちはそれぞれの運命をコントロールするものであり、交渉の場において選手とチームどちらにも忠誠心はそれほど必要ない。
僕はそれで良いと思う。
選手たちが変化のために自由を手にするのは良いことだと思うし、オーナーたちも選手に対してそうしてきた。
つまり、彼らは対等の立場でやっているんだ。
だから、KDがやったことが悪いとは僕は思っていないよ。
彼にとっては素晴らしい動きだと思う。
今のゲームではやりたいだけやれる。
ピックアップバスケットボールをプレイしているようなものさ。
ピッペンは以前からデュラントを高く評価し、「NBA史上最高の選手、NBA史上最高のスコアラーとして記憶されるだろう」と称賛している。
デュラントの去就については依然として不透明だが、どのNBAチームに移籍したとしてもチームメイトたちをリードし、今もNBA史上最高のスコアラーのひとりであることを証明するパフォーマンスを見せてくれるだろう。
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ファンのことを考えなくなったらもうおしまいよ。