アレックス・カルーソ「昨季の僕たちは不運だった」
昨季序盤のシカゴ・ブルズは、素晴らしい戦いを見せていた。
NBAオールスターのザック・ラビーン、NBAオールスターに返り咲いたデマー・デローザン、さらにロンゾ・ボールやアレックス・カルーソを中心とし、一時はイースタン・カンファレンス首位に立ったブルズ。
だが、主力選手たちの負傷離脱後に急激に調子を落とすと、NBAプレイオフには進出したものの、ファーストラウンドでミルウォーキー・バックスに完敗を喫した。
カルーソによると、怪我の影響がチーム全体に及び、選手たちに負担がかかってしまったという。カルーソのコメントをBasketball Newsが伝えている。
昨季の僕たちは怪我があり、少し不運だった。
怪我は助けにならない。
昨季序盤の僕たちはイースト首位だったと思う。
ディフェンシブレーティングはすごく良かったし、オフェンス面でもボールを回す、オープンショットをクリエイトするなど、必要なことはすべてやった。
すると、逆境に見舞われてしまった。
ゲームのある部分が少し手に負えなくなってしまったんだ。
昨季はパトリック・ウィリアムス、ボール、カルーソ、ラビーンと主力選手たちが長期離脱を強いられた。
ボールに関してはまだ復帰の目処が立っていないというが、このオフシーズン中にベテランポイントガードのゴーラン・ドラギッチを獲得したため、ガードのポジションに厚みはある。
来季のブルズが怪我による逆境に見舞われず、安定したロスターでNBAチャンピオンを目指せるよう祈りたいところだ。
なお、カルーソの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 41 | 225 |
平均出場時間 | 28.0 | 20.6 |
平均得点 | 7.4 | 6.2 |
平均リバウンド | 3.6 (キャリアハイ) | 2.5 |
平均アシスト | 4.0 (キャリアハイ) | 2.7 |
平均スティール | 1.7 (キャリアハイ) | 1.1 |
平均ターンオーバー | 1.4 | 1.2 |
FG成功率 | 39.8% (キャリアワースト) | 42.2% |
3P成功率 | 33.3% | 36.6% |
フリースロー成功率 | 79.5% | 73.6% |
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