ドレイモンド・グリーンは来年夏にトレードされる？

昨季NBA王者のゴールデンステイト・ウォリアーズは現地16日、ジョーダン・プールと4年1億4000万ドルの延長契約で、アンドリュー・ウィギンスと4年1億900万ドルの延長契約で合意した。

ウォリアーズがジョーダン・プールと4年1億4000万ドルの延長契約合意

ウォリアーズがアンドリュー・ウィギンスと4年1億900万ドルの延長契約合意

一方、NBAオールスターフォワードのドレイモンド・グリーンは先日、延長契約を結ばず、来年夏にプレイヤーオプションを行使する可能性を示唆。

だが、グリーンはウォリアーズとの関係を解消するかもしれない。

hoopsrumors.comによると、グリーンのエージェントは来年夏、ウォリアーズと協力してトレード先を探す可能性が高いという。

ウォリアーズは現在、サラリーで1億9000万ドル、ラグジュアリータックスで同額の1億9000万ドル、合計3億8000万ドルの支払いを強いられると見られている。

支払総額が5億ドル以上になると、年間1億ドル程度の損失が発生する可能性があるという。

ウォリアーズのオーナーを務めるジョー・レイコブは「ラグジュアリータックスをこれ以上支払うつもりはない」としているというから、ウォリアーズがグリーンに大型契約をオファーするのは難しいかもしれない。

また、プールとウィギンスとの延長契約は将来を見据えたものでもあるため、グリーンではなく、彼らをサポートできる選手に資金を使う可能性もある。

さらにクレイ・トンプソンとの延長契約交渉を控えていることも、グリーンとの契約を難しくするだろう。

いずれにせよ、すべてはグリーンの今季の結果次第ということになりそうだ。

なお、ウォリアーズの現時点のロスターは以下の通りとなっている。