NBAキャリア4年をサンアントニオ・スパーズで過ごし、この夏にロサンゼルス・レイカーズに移籍したロニー・ウォーカーが、現地25日の試合で古巣に凱旋した。

スパーズはウォーカーの功績を称え、トリビュートムービーで歓迎。

会場に駆けつけたスパーズファンもウォーカーへの愛と感謝を示したわけだが、アンソニー・デイビスはそれを羨ましく見ていたのかもしれない。

デイビスはスパーズがウォーカーのトリビュートムービーを上映したことを受け、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

彼（ウォーカー）は僕たちにとって信じられないほど素晴らしい存在だ。

コート中でプレイし、ホットだった。

彼にとって初めての凱旋試合だったから、感情が少し昂ぶっていたのかもしれないね。

彼らはトリビュートムービーを流した。

僕にもあったら良かったのだが。

ただ、古巣に戻ってプレイするのは良いことさ。

良いプレイをして勝つ。

今夜、彼らが彼に賛辞を送り、祝ったのは良いことだ。

デイビスは2012年のNBAドラフト1位でペリカンズ（当時はニューオーリンズ・ホーネッツ）に入団すると、その後7シーズンを過ごし、レイカーズに移籍。

デイビスはペリカンズが勝てない状況に不満を持ち、自らトレードを要求しただけに、デイビスの凱旋試合でペリカンズがトリビュートムービーを上映することはなかった。

だが、ペリカンズでの過去を過去のものとしたデイビスはレイカーズの一員としてNBAタイトル奪還に尽力し、将来的にはクリプトドットコムアリーナにジャージーが掲げられるに値する功績を残すに違いない。

なお、デイビスのペリカンズ時代とレイカーズ時代のスタッツは以下の通りとなっている。

–	NOP	LAL
出場試合数	466	154
平均出場時間	34.6	34.1
平均得点	23.7	24.4
平均リバウンド	10.5	9.5
平均アシスト	2.1	3.1
平均スティール	1.4	1.4
平均ブロックショット	2.4	2.1
平均ターンオーバー	1.9	2.2
FG成功率	51.7％	51.5％
3P成功率	31.4％	28.3％
フリースロー成功率	79.5％	79.3％