ブラッドリー・ビールがウィザーズとの契約理由を明かす「僕が望むようなチームはなかった」
NBA屈指のスコアラーであるブラッドリー・ビールは、ワシントン・ウィザーズと5年2億5100万ドルの大型契約を結んだ。
ウィザーズがNBAプレイオフに進出したのはここ4年で1度のみであり、NBAタイトルを切望しているビールには他チーム移籍の噂が出ていた。
だが、ビールによると、彼が望むようなチームがマーケットにはなかったという。
元NBA選手のギルバート・アリーナスのポッドキャストにゲスト出演したビールはウィザーズとの再契約理由について質問されると、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
フリーエージェンシー的に見て、マーケットにはチームがなかった。
正直に言うよ。
「僕は優勝できる」と思えるような場所がなかった。
戦略的に見て、僕が望むようなチームはなかったんだ。
この2年間の僕は、よりファシリテーターになるために自分のゲームを変化させなければならなかった。
クレイジーだった。
調整しなければならなかった。
なぜなら、君たちも知っての通り、僕はスコアラーだからね。
僕はスコアリングすることで金をもらっている。
僕の仕事はスコアボードを動かすことだ。
だから、この2年間はチームメイトたちを信頼することを理解し、学ばなければならなかった。
大きな調整が必要だった。
信頼と信念は長い道のりだ。
ビールによると、今もスコアラーとしての働きを求められているが、それと同時にカイル・クーズマとクリスタプス・ポルジンギスを活かすプレイも学ばなければならないという。
ウィザーズは現在11勝12敗でイースタン・カンファレンス10位。
安定して勝てない状況が続いているが、ビールがチームメイトたちを完全に理解し、ファシリテーターとして覚醒することができれば、ウィザーズはNBAプレイオフ進出に近づくに違いない。
なお、ビールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 17 | 662 |
平均出場時間 | 36.9 | 34.8 |
平均得点 | 24.1 | 22.1 |
平均リバウンド | 3.9 | 4.1 |
平均アシスト | 5.7 | 4.2 |
平均スティール | 1.2 | 1.1 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 2.4 |
FG成功率 | 52.0% | 45.8% |
3P成功率 | 35.2% | 37.2% |
フリースロー成功率 | 87.3% | 82.2% |
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