ニックスがOG・アヌノビーのトレード獲得を求めてラプターズに接触か?
トロント・ラプターズのOG・アヌノビーには、オフシーズン中にトレードの噂が浮上していた。
アヌノビーがラプターズでの役割に不満を持っているとされたためだ。
だが、ラプターズに残留したアヌノビーは今季をNBAキャリアベストのシーズンとするなど、個人としては成功を収めている。
一方、ラプターズは現在13勝18敗、イースタン・カンファレンス10位と、十分な成績を残すことができていない。
そのためラプターズは主力選手をトレードで放出し、チームによりフィットする即戦力獲得に動く可能性があるというが、ニューヨーク・ニックスはその日を待っているのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、ニックスはアヌノビー獲得を求め、ラプターズに接触したという。
ただし、スコアリングはもちろんディフェンスにも定評あるアヌノビーには、多くのNBAチームが関心を持っていると噂されている。
アヌノビーをトレードで放出する場合、ラプターズはドノバン・ミッチェルのトレードのように相当な見返りを要求する可能性が高い。
ユタ・ジャズはこのトレードでコリン・セクストン、ラウリ・マルカネン、オチャイ・アバジ、2025年、2027年、2029年のNBAドラフト1巡目指名権、2026年と2028年のスワップ権を獲得した。
つまり、もしラプターズが方針をタンクに切り替え、フランチャイズの運命を変えるともされるビクター・ウェンバニャマをNBAドラフトで獲得する方向に進む場合、NBAドラフト指名権がトレードの鍵となりそうだ。
なお、アヌノビーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 27 | 328 |
平均出場時間 | 36.8 | 27.6 |
平均得点 | 18.7 (キャリアハイ) | 11.1 |
平均リバウンド | 5.8 (キャリアハイ) | 4.3 |
平均アシスト | 2.1 | 1.5 |
平均スティール | 2.4 (キャリアハイ) | 1.2 |
平均ターンオーバー | 2.5 | 1.2 |
FG成功率 | 47.4% | 47.0% |
3P成功率 | 33.6% | 36.8% |
フリースロー成功率 | 82.1% (キャリアハイ) | 73.0% |
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